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2018年10月10日 (水)

ビジネスパーソン対象にツアー

 別府市は、11月に開催する別府ONSENアカデミアの取り組みの1つとして、ビジネスパーソンの業務効率向上モニターツアーを1日から5日まで行った。別府市医師会、九州大学病院別府病院、立命館アジア太平洋大学(APU)が協力。

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 温泉地だからこそ培われてきた湯治文化や資源を活かし、インターネット環境を利用して、場所や時間にとらわれない働き方「テレワーク」を取り入れ、観光、食、温泉を組み合わせて相乗効果を図り、業務効率の向上につなげようというもの。今回は、日本航空株式会社から東京、大阪、福岡で勤務する社員8人が参加し、鉄輪の柳屋に宿泊しながら活動してもらい、健康状態の推移、満足度、商品化の可能性のモニタリングをした。
 1日目は、メディカルチェックを受けてから、鉄輪散策や別府競輪のナイターレース観戦。2日目は朝食のあと4時間ほどテレワークを行い、午後は地獄めぐりや明礬エリアの散策、鉄輪むし湯体験を楽しんでもらった。3日目は終日、豊の国千年ロマンコースとして、宇佐神宮や富貴寺などを巡り、大分の歴史を堪能。4日目は別府海浜砂湯に入り、地獄めぐり。午後から4時間テレワークを行った。最終日は冨士屋ギャラリー一也百でAPUの教授や留学生らと公開講座を行い、鉄輪の強みや弱みなどについて意見交換をした。最後にメディカルチェックをして解散となった。夕食はいずれも地獄蒸しを体験し、自分たちで買い出しをしてポトフにしたりと工夫をしながら楽しんだ。
 テレワークでは、1つの部屋に皆がパソコンを持ち寄って、黙々と仕事をする姿が見られた。参加者は「メリハリがつけられるのは、良いなと思うが、自分が遊びに行った時にこういう仕事の仕方ができるかは課題」「パソコンがあれば会議も出来るし、オンとオフの切り替えがうまくできている」「温泉に入るだけでもリフレッシュできて、とても良い環境」「短時間の中でやろうという意識が持てて、集中して仕事ができる」「在宅勤務もあるが、やはり家にいると色々することもあるので、こういう所でリフレッシュしながらやれるのは良い」「次にどのような展開をして、使いやすくするのかが課題。チョイスの1つではあると思う」など好評だった。
 日本航空では、社内はすでにフリーデスクになっていて、まったく違う部署の人と隣り合って仕事をしたり、その日の気分によってパソコンを持って好きなデスクで仕事をする態勢を作っており、テレワークも選択肢の1つだという。地方に出かけ、観光と仕事を組み合わせた働き方が出来る職種と出来ない職種があるが、温泉に入って心身共にリフレッシュし、決められた短い時間の中で集中して仕事をすることで、業務効率の向上につながる可能性はあり、新しい「働き方」としてこれから注目されそう。
 今回のツアーの様子は、11月10日のアカデミアの中で、竹田亨経営企画本部地域活性化推進部長が報告を行う予定にしている。

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