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2018年10月 6日 (土)

アニッシュ・カプーアIN別府

 混浴温泉世界実行委員会(西田陽一実行委員長)は個展形式の芸術祭「in BEPPU」を、6日から11月25日まで野口原の別府公園で開催している。午前10時から午後6時(最終入場は午後5時半)。「第33回国民文化祭・おおいた2018」と「第18回全国障害者芸術・文化祭おおいた大会」の、別府市のリーディング事業。今日新聞社など後援。

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 2015年に完結した別府現代芸術フェスティバル「混浴温泉世界」の後継企画として、国際的に活躍するアーティストが地域性を生かした「誰も見たことのない、ここでしか体験できない」アートプロジェクトの実現を目指すもの。今年で3回目の開催。
 イベントのタイトルは「アニッシュ・カプーアin BEPPU」。インドのボンベイ(現ムンバイ)出身、ロンドン在住の現代彫刻家、アニッシュ・カプーア氏が、別府で作品を展示。
 カプーア氏はロンドンのチェルシー・スクール・オブ・アート大学院で学んだ後、パリやロンドンなどで次々に現代彫刻を発表。新しい彫刻の傾向の代表的作家の1人として数えられるようになった。2011年に高松宮殿下記念世界文化賞、2017年にジェネシス賞を受賞。2013年には文化貢献に対してナイトの称号を授与された。
 5日午後3時半から展示物の内覧会が行われ、関係者約50人が参加した。展示されているのは、直径5㍍のステンレス製の鏡を天井に向け、天気や見る方向などによって様々な見え方を楽しめる日本初公開の「Sky Mirror」、奥行き12㍍程度の空間内に光を反射しない特殊な素材を使い、この世のすべてを吸い込んでいくかのような「無限の闇」を演出したカプーア氏の新作「Void pavilion Ⅴ」、有機的なオブジェで人間の内側に流れるエネルギーや衝動を表現した作品8点がある展覧会「コンセプト・オブ・ハピネス」の3点。参加者は山出淳也総合プロデューサーらの説明を聴き、カプーア氏の独特の発想や観点に驚きながら作品を鑑賞した。
 山出総合プロデューサーは「カプーア氏は私のアートの原点。別府市で個展を開催することは長年の夢で、30年間思いをはせてきました。今展で紹介できて感無量です」と思いを述べている。
 今展の開会式が6日午前9時半から別府公園で開催され、テープカットなどを行った。なお、カプーア氏は家族の事情によりオープニング関連プログラムの全日程を欠席しており、来日予定は現在調整中となっている。

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