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2018年10月 4日 (木)

朝日中学校でマネジメント学習会

 別府市は、公共施設マネジメントについて若い世代にも一緒に考えてもらおうと3日午後0時20分、市立朝日中学校で3年生165人を対象に、初めて出前講座を行った。

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 別府市内には多くの公共施設があり、その72・6%が建設後30年以上が経過している。今後、人口減少が予測され税収の伸びが期待できない中、公共施設の維持・管理に50年間で2200億円、年間約40億円が必要になると試算されている。このことから、別府市では公共施設マネジメントに取り組み、施設の複合化、廃止、受益者負担の見直しなどの検討を進めている。将来の別府を担う若者にとっても、無関係な問題ではないことから、理解を深め、一緒に考えてもらおうというもの。
 大野高之公民連携課長が「公共施設の再編という話をしに来ました。私も学生時代、この体育館で部活動をしていましたが、校舎も耐震はしているが当時と変わらず古くなっている。古くなれば、新しく建替えればいいと思うかもしれませんが、そうはいかない。長期間にわたり考えていかなければならない問題です。これから社会に出る若い人たちに話をしたい」とあいさつ。入田浩昭主査が概要を説明した。
 別府市は、公共施設に係る費用を30年間で30%以上圧縮することを目標としていることや、再編の必要性、施設を減らすことだけが目的ではなく、市民が必要とする行政サービス機能を維持し、1人ひとりの満足度を高めること、時代に合った新しい公共空間のあり方を協働で考えていくことなどを話した。
 生徒からは「朝日校区で30年以上の建物はどれぐらいあるのか」「再編計画を作ってから実際に建て替えたものはあるのか」などの質問があった。大野課長が「学校周辺の公共施設は、消防の朝日出張所、市営住宅、朝日大平山地区公民館などがあり、ほとんどが耐用年数がきている」「計画を立ててから建て替えたものはないが、消防の亀川出張所など建て替えを行うものがある」と答えた。
 林実桜生徒会長が「普段使っている施設がどうなるのか、これまで全く考えたことがありませんでした。話が聞けて良かったです」と感想を述べた。

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