本紙購読

特集ページ

« 2018年10月 | メイン | 2018年12月 »

2018年11月22日 (木)

支えあう地域づくり市民講演会

 別府市社会福祉協議会は、平成30年度別府市生活支援体制整備事業の一環として「支えあう地域づくり市民講演会」を19日午前10時から、サザンクロスで行った。

1122ta2

1122tb2



 これからの地域での支えあいのあり方や新たな体制づくりなどについて、活動の活性化につなげようというのが目的。講師は、ボランティア活動や各種研修会を全国で行っている「mottoひょうご」の栗木剛・事務局長で、テーマは「地域での支えあい体制づくりに向けて~ほっとかれへんお節介のすすめ~」。
 栗木さんは「認知症に特効薬があればいいが、まだない。家から出る、人に会う、話をすることを生活基盤に取り入れている人は、明らかに老人性ウツや認知症になりにくいと言われている。どれだけ意思が強い人でも、続けるのは難しい。ボランティア活動や地域のお世話は大変だけど、外に出る用事が出来ていることで、地域の医療費や介護費の削減につながっている。出かけるということだけでも、色々なことを考えることになるから。それだけではなく、訪ねていって話をする人にも健康の輪を広げることになる。それが支えあい」などと話した。
 話の合間には、隣との「雑談タイム」を作り、いざという時、自分に声をかけてくる人がどれくらいいるか、どれだけ地域とつながっているのかなどについて意見交換をした。栗木さんのユーモアある関西弁の講演に会場は笑いであふれていた。

九州各部隊からレンジャーに

 陸上自衛隊第41普通科連隊の平成30年度第39期部隊集合教育「レンジャー」帰還式が21日午前9時半から、別府駐屯地で行われた。

11223

11222

 レンジャーは、自衛隊の訓練の中でも過酷な訓練を終えた者に与えられる。体力だけでなく、強い精神力も求められる。今回は、第41普通科連隊(別府駐屯地)、第4偵察隊(福岡駐屯地)、西部方面戦車隊(玖珠駐屯地)、第4後方支援連隊(久留米駐屯地)から21人が参加、最終的には20歳から27歳までの10人がすべての訓練を終え、帰還した。
 8月27日から基礎訓練、行動訓練などが行われた。最終想定は、18日から1人総重量40~50㌔㌘の装備で、九重連山及び由布岳一帯で給水、給食の制限を受けながら、不眠不休で約50㌔の距離を訓練しながら歩いて移動するという過酷なもの。
 顔も色を塗り偽装したレンジャー訓練隊が、各部隊、隊友会などの関係団体、家族らが出迎える中、しっかりとした足取りで別府駐屯地に戻ってきた。
 学生長の宮迫大喜3等陸曹(27)=第4偵察隊=が帰還を報告。
 隊員を労い、10人全員にレンジャーバッジを渡した山田憲和第41普通科連隊長兼別府駐屯地司令が「20人以上の学生がいたが、半数以下の10人となった。大変だったと思うが、これからはレンジャー隊員として、さらに能力を伸ばしてほしい。そして、国民の負託にこたえてほしい」と訓示。
 来賓の江藤勝彦県自衛隊家族会会長(別府市議)、豊島克治県隊友会会長、茅野寛治県隊友会副会長兼別府地区隊友会会長、河野誠一第41普通科連隊OB会会長らが紹介された。
 各隊に戻った隊員は、隊ごとに花束を贈呈したり胴上げするなど無事の帰還を祝った。また、レンジャー訓練を卒業した隊員は、懇談会で出迎えた家族らと一緒にゆっくりした時間を過ごした。

2018年11月21日 (水)

別府翔青高校が遠隔国際交流授業

 ラグビーワールドカップ2019大分県推進委員会(会長、広瀬勝貞大分県知事)は情報通信技術を活用した遠隔国際交流授業を、20日午後1時10分から県立別府翔青高校(阿南典久校長)で実施した。同校グローバルコミュニケーション科1年1組31人が参加。

1121o


 外国人ラグビー選手との英語交流を通じて、他国の文化や習慣などの理解を深めるとともに、ラグビーへの関心を高め、ラグビーワールドカップ2019開催の機運醸成を図ることが目的。昨年は県内の小・中学校で実施した。今年は高校で行っており、今回で4回目。
 授業に参加したのは、ジャパンラグビートップリーグに所属する豊田自動織機シャトルズ(愛知県刈谷市)のスコット・フグリストーラー主将(31、ニュージーランド出身)とソシセニ・トコキオ選手(25、フィジー出身)。 同チームのスタッフルームから2人の姿がモニターに映し出され、生徒は拍手で歓迎した。プレゼンテーションが始まり、生徒はそれぞれ自己紹介を行った後、5グループに分かれて3分ずつ、日本と別府市の名物、観光名所、七夕、日本の食文化について英語で説明をした。各項目の説明後には両選手から質問をし、おせちについて「どんな種類があるのか」と尋ねたり、生徒に「あなたは日本料理では何が好きですか」などと聞き、交流した。
 終わった後、生徒のケードヴィシク・ティサナヤケさんが「今日は楽しくプレゼンテーションができました。ありがとうございます」と英語でお礼の言葉を述べた。
 日本の食文化を解説した竹尾光流さん(16)は「選手に分かりやすく説明しようと心がけたので、うまくプレゼンテーションが出来たと思います」と話していた。

浜脇と山の手の統合中学校

 別府市立浜脇中学校と山の手中学校の統合校(平成33年開校)の新しい制服と校章が決定し、20日に発表された。

1121t2

1121t1


 校章は、今年9月に両中学校の在校生にデザインを募集し、山の手中学校の木本亮平さん(3年生)のデザインが選ばれた。浜脇中学校の校章(三角形と円を組み合わせて校名をデザイン化したもの)と山の手中学校の校章(中央部分のハトのイラスト)を組み合わせ、中央に新しい校名である「別府西中学校」の「西」の文字を入れた。2つの学校の生徒がいつまでも仲良く協力して学校生活を送ってほしいとの願いが込められている。
 制服は、男女で差のないデザインを採用。上着、ネクタイ、シャツ、ボトムともに同じデザインと生地を使用。女子はスカート、キュロットスカート、ズボンの中から選択することが可能。上着のボタンを付け替えることで前合わせを自由にできることから、男女間でのおさがりが可能に。ボトムは通年使用の生地となっており、夏用と冬用を別々に購入しなくてもすむようにした。26日から12月27日まで山の手小学校と南小学校で、来年1月以降に山の手中学校と浜脇中学校で展示を行う。
 制服は来年両中学校に入学する生徒から採用となり、統合校が開校するまでの生徒は現在の中学校の制服と選ぶことが出来る。

技能功労賞4人、優秀技能賞10人

 別府市は、平成30年度技能者表彰式を20日午前10時から、市役所で行った。技能功労賞4人、優秀技能賞10人を表彰した。

1121t3


 長野恭紘別府市長が1人ひとりに表彰状を手渡して「優れた技能を習得した皆さんを表彰することが出来て、うれしく思います。優れた技能者を表彰することで、広く社会一般に技能尊重の気風を浸透させ、技能者の地位の向上及び産業の発展に寄与するものです。今後も研さんを重ね、技能の向上、産業の発展にご尽力いただきたい」とあいさつ。
 来賓の松川峰生市議会観光建設水道委員長(議長代理)、堤健一別府商工会議所専務理事(会頭代理)が祝辞。受賞者を代表して、技能功労賞の元町で小料理屋を営む青木哲也さん(56)が「それぞれの分野で技能を磨き、後進の育成にも努めてきました。このような表彰をいただき、身に余る光栄です。この感謝の気持ちを忘れずに、意を新たにしてさらなる技能向上に研さんを重ね、賞に報いていきたい」とお礼を述べた。受賞者は次のとおり(敬称略)。
【技能功労賞】▽西山隆憲(電気業)=永年にわたり電気工事業に従事し、技能の練磨に励むと共に、豊富な経験と技能、法規等の深い知識を持って電気工事の検査員としての信頼も厚い▽小野喜三郎(美容師)=47年にわたり卓越した技術と接客は評判もよく、地域密着型として夫婦で頑張っている。県美容組合の副理事長▽水谷直樹(塗装業)=厳しさの中にも優しさのある指導で若手に慕われ、同年代、年配の職人からも信頼されるリーダー的存在▽青木哲也(調理師)=県日本調理技能士会の会員で、常に技能の向上と創意工夫に努力。高齢者施設への慰問や小中高校のものづくり体験教室をはじめ、食育活動にも取り組んでいる
【優秀技能賞】▽中村忠孝(音響照明技能士)=別府温泉まつりや別府火の海まつりなどで音響を担当。現在は公会堂の舞台管理運営業務を受託して、別府市の文化振興に寄与▽高原豊彦(調理師)=高齢者施設への慰問や小中高校のものづくり体験教室をはじめ、食育活動にも取り組み、伝統文化である包丁式の継承、地元食材の活用における技術向上、観光振興に寄与▽加藤慎也(こんにゃく・豆腐製造業)=50数年を数える加藤豆腐店を引き継ぎ、販路拡大などを進め商店街の役員や消防団員など地区の発展にも貢献している▽山本信一(電気業)=平成元年から電気業に携わり、技能向上に努力してきた▽伊藤正幸(配管業)=平成4年から配管工として多くの工事を施工して産業振興に寄与
 ▽伊東賢治(調理師)=西洋料理界で高いスキルを発揮し、調理コンクールで優秀な成績を収めている。全日本司厨士協会大分支部の企画広報運営委員長として小学生対象の体験教室を行うなどボランティア活動もしている▽中村悟(美容師)=大分県美容組合別府支部の役員を務めるなどしている他、PTA活動など地域貢献にも努めている▽柿本晋良(調理師)=昨年、全国から448人が参加した35歳未満の料理コンペディションで大分県で唯一、第1次予選を通過してブロンズエッグを獲得。児童施設での食育活動や後進の指導にも尽力▽高橋元弘(塗装業)=1級塗装技能士を早くに取得するなど、技術的に優れており、現場代理人として指揮に当たるなど次世代を担う人材▽髙柳沙希(和裁師)=平成18年から梶原和裁に入学して5年にわたり基礎技術を習得。22年に職業訓練免許証、24年には1級技能検定に合格。現在も梶原和裁で後進の指導育成にも努めている

2018年11月20日 (火)

風とともに去りぬ

 報酬を過少に報告した有価証券報告書の虚偽記載の疑いで、日産自動車のカルロス・ゴーン会長が逮捕された。収入百億円を50億円と誤魔化し、2011年から15年までの5年間が容疑の対象期間。
 ゴーン氏は1954年ブラジル生まれ、祖国は中東唯一のキリスト教国レバノン。旧仏領で、仏国立学校を卒業後大手タイヤメーカーミシュランに入社し、業績を評価され、有名自動車会社ルノーに入社。同社副社長を経て00年に日産社長に就任した。赤字経営の日産を3年で健全回復化し、経営のカリスマとしてもてはやされ、04年には藍綬褒章を受章した。
 経営の建て直しは、徹底した節約とリストラ。前途有為な若手社員も、技術のベテランも情容赦なかったという。
 報酬の過少申告程度なら追徴課税で済むはずだが、逮捕となれば、業務上横領や他の罪状が伺われる。
 大体、超一流企業であろうが、5年間で百億円の収入を認める事が日本の企業の風土に合うか。この状態を放置した日産全体の責任は重い。リストラという合理化?によって犠牲者を出しておきながら、1人の人間が一生かかっても使い切れない金を最高経営者だからといって「献上」するか。5年間で百億円の収入は日当にして約7百6十万円。企業収益を私くしさせた環境にも問題がある。過少申告分の50億円は普通乗用車3千3百3十3台分の売上につながる。この収益を雇用や社員の福利厚生、社会貢献に活かそうという思いはなかったか。
 監査体制や株主総会での意見具申はなかったのか。
 一頃は、救世主とおだてまくり、ドン突き当たって落ち目の三度笠。喜劇から悲劇への移行がまさに劇的。猛(たけ)き者も遂(つい)にはほろびぬ、ひとえに風の前の塵(ちり)に同じ。ゴーンが去った「ゴーン ウイズ ザ ウインド」=風とともに去りぬか。(陽)

別府市が市役所内に対策本部設置

 別府市は、平成30年度日米共同訓練が別府市内の十文字原演習場でも行われることになったことを受けて20日午前8時、市役所内に「日米共同訓練対策本部」を設置した。

1120t3_2

 長野恭紘別府市長が本部長となり、全庁体制で市民の安全・安心に関する業務をとして、関係機関との連絡、情報収集、各種問い合わせ対応などを行う。副本部長は、阿南寿和、川上隆・両副市長、寺岡悌二教育長。中野義幸水道企業管理者や各部長級が本部員となる。対策本部内に連絡室を設置し、原田勲明共創戦略室長が連絡室長となり、防災危機管理課が業務を取り扱う。
 今回、新たに「別府市日米共同訓練対策本部」の要項を設置し、運用に当たる。
 長野市長と原田室長が防災危機管理課の前に看板を掲げた。長野市長は「住民の不安はやはりオスプレイだと思う。日出生台では離発着があるが、別府においても上空を目視できる程度に飛ぶこともあり得るということで、不安を払拭できるよう、情報収集に努めたい」と話した。引き続き、第1回本部会議を非公開で行った。

恒松直之さんが文科大臣表彰

 別府市スポーツ推進委員協議会の恒松直之会長(71)が、平成30年度文部科学大臣表彰(スポーツ推進員功労者表彰)を受賞して、19日午後2時半、長野恭紘別府市長に報告した。

1120t3

 恒松氏は平成23年から会長を4期8年を務め、現在も任期中。組織の充実や地域スポーツの振興に尽力してきた。今回は15日に鹿児島県で開催された「第59回全国スポーツ推進員研究協議会」で表彰された。
 恒松会長は「(地域スポーツに携わったのは)昭和58年頃から地区体育部長から始まり、平成2年に指導員として任命され、19年には副会長、23年からは会長として、別府市のスポーツ推進に取り組んできました。なかでも、別府湯けむりマラソン大会には、第1回大会から第31回大会まで、スポーツ推進員の仲間と共に継続してかかわりを持ち、大会を支えてきたという自負がある。今回の表彰は、私だけではなく、共に頑張ってきた仲間を代表して受賞させていただいのだと思っています。『ひとまもり・まちまもり』をスポーツの面から実践しているけるように頑張りたい」とあいさつ。
 長野市長は「おめでとうございます。長年、地域のスポーツ振興にご尽力いただき、素晴らしいと思います。これからも、引き続き、お願いします」とお祝いを述べた。恒松会長は、「来年3月で任期は切れるが、携われる機会があれば、今後は障がいのある人、とりわけ子どもたちのスポーツ振興にも力を入れていきたい」と話した。

十文字原でも日米共同訓練

 日本国内における米海兵隊との実動訓練(日米共同訓練)が12月7日から19日まで、日出生台演習場と十文字原演習場で実施されることを受けて、大分県と演習場周辺の関係3市3町の首長が参加して九州防衛局からの説明会を19日午後3時半、県庁で行った。

1120t2

 訓練は、陸上自衛隊と米海兵隊の部隊が、それぞれの指揮系統に従い、共同して作戦を実施する場合における相互連携要領を実動訓練を通して行い、連携強化や共同対処能力の向上を図るもの。訓練活動による沖縄県の負担を軽減するため、沖縄県外での訓練を行っている。
 陸上自衛隊は第4師団第41普通科連隊を中心に、米海兵隊は第4海兵連隊第2ー23大隊を中心に約千人が参加して行われる。日出生台では、オスプレイの離発着も予定されている。
 三貝哲・九州防衛局、広瀬勝貞大分県知事があいさつ。九州防衛局から訓練概要などの説明があり、県や関係市町と意見交換を行った。広瀬知事は、これまで日出生台での実弾射撃訓練を受け入れてきたことをあげ「(今回の訓練は)了解できない」との考えを示した。三貝局長は「情報は速やかに提供したい」としたが、県や関係市町からの反発は必至。十文字原での共同訓練は平成14年以来となる。

礒崎陽輔参議院議員が来社

 来年夏に参議院議員選挙を控える、礒崎陽輔参議院議員(61)=自民党=が17日午後5時、今日新聞社を訪れた。
1119t3


 礒崎議員は大分市生まれで、東京大学卒業後、自治省(現在の総務省)に入省。総務省大臣官房参事官で退職して、参議院選挙に出馬。現在、2期目で、農林水産副大臣、内閣総理大臣補佐官、参議院行政監視委員長、文教科学委員長、党国会対策副委員長などを歴任した。
 農林水産副大臣を務めた2年2カ月を振り返り「災害がとても多かった。大分でもそうだが、災害が発生したらできるだけ早く現場に行き、地元の人の気持ちに寄り添うことを大切にしてきた。農業改革にも力を入れた。どうしたら継続的に農業ができるのか。農業者の所得を上げるためには、どういった改革が必要かを考えた。水産業では、他国による違法操業防止対策として水産庁の中に、漁業取締本部を設置して、指揮命令系統をしっかりと作った。あまり表に出ないが、漁業監視員がいて、武器も持たずに危険な取り締まりをしていた。きちんと組織化することで安全対策が必要だった」と振り返る。
 地方創生による地域間競争が激しくなっているが、大分県の取り組みについて「これまで企業誘致型が多かったが、そう簡単には来なくなり、大分だけでなく、どの自治体も地場産業で地場事業へと変わってきており、良いことだと思う。良い商品を生み出してはいるが、ロット(量)が少ない。大きい話をしないと産業は起こせない。産業が起これば、若い人も帰ってくる。オーソドックスな所に回帰していると感じている」と話す。
 これまで、憲法改正と景気回復をライフワークとしてきた。「地方の景気がなかなか良くならない。地方自治体が補助金体質に戻ってきているからではないかと思う。地方が単独の自主財源でやれるような仕組みを作らないと国と地方が経済の両輪にはなれない。憲法改正はたたき台は出しているが、議論のテーブルについてもらわなければ進まない。だからこそ、政治的努力が必要」とした。
 また、3期目に向けては「これまでの実績をしっかり訴えていくことに尽きる。まずは統一地方選で勢いをつけること。あとは、県民の皆様が決めることです」と述べた。

google

  • 検索(β)

    サイト内検索
    ウェブ全体から検索

大分の天気