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2018年11月15日 (木)

B&G財団、日本財団、杵築市が協働

 公益財団法人ブルーシー・アンド・グリーンランド財団=B&G財団(前田康吉会長、東京都港区)は、子どもたちを総合的に支援することを目指す「家でもない学校でもない第3の居場所」として、大分県で初めて、杵築市のNPO法人こどもサポートにっこ・にこ(江無田哲生理事長)に助成を行うことが決まり、13日午後4時15分、助成決定書授与式を行った。

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 「第3の居場所」は、日本財団が子どもの貧困対策支援として、2022年までに全国100カ所の設置を目指しているプロジェクト。現在、11自治体12カ所に拠点がある。今回の杵築市での取り組みは、日本財団、B&G財団、杵築市が協働で進める。
 杵築市は「まち・ひと・しごと創生総合戦略」の中で、「子育て中でもすべての女性が働ける環境づくり」を掲げ、放課後児童クラブ、認定こども園の推進、延長保育の実施、中学生以下の医療費の完全無料化、子育て世代包括支援センター「ハートペアルーム」の開設などを実施してきたが、現在のサービスは日中のものが大半で、夕方以降の子どもの居場所が不足しているのが課題。そのため、今回の杵築拠点「b&gきつき」を設置することにした。
 施設は午後4時から同9時までの運営で、自由時間や体験学習、学習補助、夕食、世界間交流などを行う予定。対象は小学生で、1日当たり概ね20人程度を受け入れることにしており、来年4月のスタートを目指す。料金などは現在検討中。運営するNPO法人は、2カ所の児童館や放課後児童クラブ4クラブ、ファミリーサポートなどの事業を行っている。
 助成金は開設費助成、運営費助成に使われ、3年間で上限9千万円。菅原悟志B&G財団理事長が「B&G財団は全国480カ所の拠点で青少年の健全育成や住民の健康づくり、防災など様々な活動をしている。子どもたちを取り巻く環境は大きく変化しており、7人に1人が貧困で、将来そこから抜け出せないと言われている。支援が必要な子どもへの理解をしてもらい、様々な団体と連携する必要がある。理解し、協力する場となるよう、内覧会を開いてほしいということと、継続的な運営をお願いしたい」とあいさつして、江無田理事長に決定書を手渡した。
 江無田理事長は「子どもに関わる事業を行い、地域ぐるみで子どもの健全育成を目的に、地道に活動をしている。この事業を始めるのを最初は悩んだが、法人の目指すところと同じであり、受けることにした。皆さんの力添えがなえれば成功はあり得ないので、ご協力を」と述べた。永松悟杵築市長も「継続的に運営を行い、全国でも先進的な取り組みだと言われるように、子ども第一、子どもの目線でサポートしていきたい。責任を持って応援をしていく」とした。

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