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2018年11月 5日 (月)

別府で九州山口薬学大会

 第79回九州山口薬学大会が3、4日に別府市のビーコンプラザで開催され、約3200人が参加した。大会テーマは「薬剤師の天命を感得する~西洋医術発祥の地、豊の国からの飛躍を~」。

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 3日午前9時から総会、同35分から本会議が行われた。本会議では、大会実行委員長の安東哲也大分県薬剤師会長が「視野を広く持つことが大事。天命、職能を自覚し、感得することで、少しでも自分自身でその道を切り開いてもらえればと思う。せっかく大分に来ていただいているので、温泉、食、観光も楽しんで帰ってもらいたい」。原口亨九州山口薬剤師会長は「効率的で質の高い医療を提供し続けるため、より一層の連携の構築が大切」。佐々木均九州山口薬学会会頭(長崎大学病院薬剤部長)も「学問は、学んで問うと書く。薬剤師の役割が問われる時代で、患者や社会にとって何が重要か問い続けてきた。これからも一緒に学び、問い続けていきたい」などとあいさつをした。
 顕彰では、藤野哲朗さん(福岡県)を名誉会員に、長年にわたり活動をしている17人を表彰した。受賞者を代表して、渡辺幹雄さん(大分県)が「長年の在籍のご褒美だと思っている。薬剤師として40年の節目にいただけた。当時は薬局も少なく、組織も確立されていなかったが、歴代の会長らが熱烈な思いのこもった活動をされたことを思い出す。これからも、医療人として、社会人として研さんを積んでいきたい」と謝辞を述べた。
 「少子高齢社会において、地域医療の中で多職種連携の充実を図り、1人ひとりが医療の原点を見つめ、薬剤師行動規範に則り、国民の健康増進に貢献する」とした宣言を採択。また、▽服薬情報を一元的・継続的に把握し、医薬品の適正使用を推進することで、安心・安全な医療に貢献する▽職域間の協調と、多職種との連携、協働を図り、積極的に地域包括ケアシステムの構築に寄与する▽かかりつけ薬剤師・薬局の機能、役割の普及に取り組み、患者本位の医薬分業に努める▽学校保健活動、薬物乱用防止教育、くすりの適正使用の普及・啓発などを積極的に推進する▽災害支援活動に迅速に取り組めるよう、平時から十分な準備を整えるーとした決議を行った。
 引き続き、県立別府鶴見丘高校の卒業生である森田浩介九州大学大学院理学研究院粒子物理学講座実験核物理研究室教授が「新元素の検索」と題して特別講演を行った。この日は、ランチョンセミナー5つ、シンポジウム3つ、教育セミナー2つ、門田淳一大分大学医学部付属病院長が「高齢者肺炎における抗菌薬療法の有用性と限界」と題して、特別講演をした。
 4日は、モーニングセミナー2つ、シンポジウム2つ、ランチョンセミナー4つ、教育講座1つがありい、ポスター発表も行われた。ビーコン内では、企業展示もあり、46社が参加して、管理システムなど最新の技術を紹介した。さらに、会場の外ではB級グルメフェアも同時開催され、大勢の人で賑わった。

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