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2017年10月23日 (月)

衆議院選挙別府の投票率は58・67%

 第48回衆議院議員選挙は22日に投票が行われ、即日開票された。
 台風21号の影響で、一部地域で開票と票の確定が23日になった所もあるが、23日朝の時点で、自民党・公明の与党が3分の2を超える306議席を獲得。選挙前に立ち上げた立憲民主党が50議席で、野党の第1党に躍り出た。希望の党は46議席と伸び悩んだ。
 大分3区は前職の岩屋毅氏(60)=自由民主党=と元職の横光克彦氏(73)=立憲民主党=の一騎打ちとなった。これまでの実績を掲げ、安定政権を前面に打ち出して訴えた岩屋氏。一方で、公示直前に出馬表明をしたものの、以前の支援者を中心に指示を広げた横光氏。接戦の結果、岩屋氏が横光氏に約1万5279票の差で、当選。横光氏も比例で復活当選を果たし、5年ぶりに国政に返り咲いた。
 横光氏は出馬まで時間がなく、以前の支援者を中心に、野党共闘で岩屋氏を猛追。5年のブランクがありながらも、肉薄した闘いを展開。岩屋氏にとっては、当選はしたものの、厳しい結果となったようだ。
 別府市の投票率は58・67で、前回よりも1・97%増えた。午後9時10分から別府市民体育館で開票作業が行われ、午後0時半すぎにすべての集計を終えた。3区の大票田別府市で、地元でもある岩屋氏が約8千票の差をつけた。
 大分1区は穴見陽一氏、大分2区は衛藤征士郎氏が当選し、大分の選挙区はすべて自民党が独占する結果となった。
    ◇   ◇

 別府市出身で衆議院議員を7期務めた岩屋毅氏(60)=自民党、前=は、第48回衆議院議員総選挙の大分3区小選挙区で勝利し、8選目を決めた。

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 支持者、選対役員、スタッフらが集まった石垣東10丁目のホテルサンバリーアネックスでは午後9時10分過ぎ、各局の選挙特番で当確情報が流れると、歓声と拍手が会場に響いた。岩屋氏は支持者らと握手を交わして喜びを分かち合いながら、知子夫人と一緒に壇上に立った。
 末宗秀雄総合選対本部長(県議)が「今回の選挙は、野党が解散から合流したり分裂したりと2転3転し、相手が大敵の横光さんになり、陣営を引き締めて向かっていった選挙でした。雨の多い選挙戦を、皆さんの支援のおかげで、8選目を果たすことができました」。
 「国政の中で、大躍進をしていただき、大分県、地元市町村、3区の有権者の皆さんを1つにつないで、発展するように願っています」とお礼のあいさつ。
 次いで、公明党県本部副代表の堀本博行市議があいさつ。
 勝利に湧いた会場で岩屋氏は「皆さんのおかげで、最大の試練を乗り越えることができました。本当にありがとうございました」と前置きして「今回の選挙は、非常に難しく厳しい戦いでした。公示の3日前に、戦いの構図が決まり、野党連合候補との一騎打ちになりました。非常に厳しい選挙戦に急転直下、変わりました。しかし、末宗選対本部長をはじめ県議団の同士の皆さん、市町村長の皆さん、各自民党支部の皆さん、友好支援団体の皆さん、後援会の皆さんのおかげで、日に日に陣営に危機感と緊張感が高まり、支援の輪が広がっていったと感じています」。

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 「政権に対する厳しい声があり、それを受け止めて、もっと丁寧に謙虚な政治を作っていかないといけないと決意しました。まずは、この国を守り抜くことに全力を尽くしていきます。安全保障法制のほとんどに、関わってきました。国の守りはしっかりとしてきたと思います。その上で、外からの脅威は平和裏に、最後は対話で解決していくために全力を尽くします。国内では、少子高齢化の問題があります。一人でも多くの国民が、社会に参加するように働き方改革を進めていきます。そして、子育て支援のために教育費の負担軽減を実現していきます。さらに観光立国を必ず実現し、『おんせん県おおいた』の観光を通じた発展と、世界一の温泉都市別府の位置づけを実現していく決意です。それらの仕事をやり遂げさせて下さい」と決意を述べた。
 「最終的な選挙結果がどうであれ、政治はもっともっと信頼回復に努めなければなりません。政策が正しくても、国民に信頼されなければ政治は前に進んで行かないのです。自民党も、自由闊達に意見を交わすかつての活力を取り戻さなければいけないと決意を新たにしました。皆さんの負託にこたえられるよう、全力を尽くします」と結んだ。
 このあと、参議院議員で内閣総理大臣補佐官の衛藤晟一自民党大分県連会長、3区首長を代表して長野恭紘別府市長もあいさつした。
 当選を祝して、岩屋氏、知子夫人、末宗総合選対本部長、長野市長、支持者、スタッフが壇上に上がり、嶋幸一選対副本部長(県議)の発生で「万歳」を三唱。岩屋氏と知子夫人は、万歳する支援者に囲まれて深々と頭を下げた。続いて、花束が贈呈された。
 岩屋氏は、支持者ら一人ひとりと握手を交わして、会場を後にした。

2017年10月21日 (土)

衆議院議員選挙あすいよいよ投票日

 第48回衆議院選挙の投票があす22日午前7時から午後8時まで(一部地域を除く)、全国で行われ、即日開票される。
 アベノミクスなど経済政策をはじめとする実績を掲げ、消費税増税分を教育無償化に使用すると訴える自民党とこれまで共闘してきた公明党の与党。打倒安倍政権を掲げる希望の党、立憲民主党、日本共産党、社民党などの野党。10日の公示日から、全国で街頭演説などを通じて、有権者に支持を訴えてきた。いよいよ、明日、審判の時を迎える。
 大分3区は、公示前に立候補予定者が出馬表明をしては辞退するという事態が相次ぎ、二転三転で混迷を極めたが、最終的に、前職の岩屋毅候補(60)=自民党=と元職の横光克彦候補(73)=立憲民主党=の一騎打ちという分かりやすい構図となった。
 これまで、岩屋候補と横光候補は幾度となく小選挙区で議席を争ってきた。横光候補は一旦は政界引退を決めたものの、新たに立ち上がった立憲民主党の枝野幸雄代表に声をかけられ、再び岩屋候補に挑むことを決めた。
 選挙戦は、岩屋候補が一歩先をリード、立候補表明が公示直前になり準備不足が否めない感のあった横光候補が猛追する展開に。危機感をあらわに、支持者に支援を訴える岩屋候補。一方で、かつての支持者が協力をして運動を展開している横光候補。両候補とも、最後まで支持を訴え、選挙区内を走り回るデッドヒートを展開。
 台風の影響も心配されているが、別府市内では53カ所の投票所で投票が行われる。

2017年10月16日 (月)

東京のセミナーに別府市も参加

 別府市は、別府海浜砂湯の拡張整備にサウンディング調査を実施することにしており、NPO法人日本PFI・PPP協会主催の「第1回サウンディング紹介セミナー」に参加した。セミナーは11日午後1時半から、東京都千代田区の日本教育会館で行われ、別府市の他にも、高知市、小平市、埼玉県、前橋市が参加した。

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 サウンディング調査とは、民間事業者から広く意見や提案を求める市場調査で、事業検討の早い段階で対話することで、利活用の方向性や市場性の有無、市場性を高めるためのアイデアを収集する民間業者と対話型市場調査。全国的に活用が増えており、別府市も市有泉源の有効利用と非常用電源確保を目的とした「おんせん電源ステーション」や鉄輪地獄地帯公園事業で実施している。
 「別府海浜砂湯」は集客力の高い人気のある施設で、平成28年は5万3374人が訪れた。海沿いで景観も良いが、駐車場が狭いなどの課題があり、昨年の熊本地震で被災して休館した隣接している市美術館の跡地を活用し、整備事業を予定している。
 セミナーには、白石修三温泉課長、中村賢一郎同課温泉政策係長、稲尾隆公民連携課長、桂木利治東京事務所長が出席。白石課長が別府の特徴や砂湯、拡張整備の基本的な考え方などを説明した。調査要綱を現在調整中だが、多くの企業が興味を示し、話を聞いていた。今後は、10月下旬から募集を始め、説明会、現地見学会、対話を行う。

2017年10月10日 (火)

衆議院議員選始まる

 第48回衆議院議員選挙が10日、公示された。安定政権を訴える与党と政権交代を掲げる野党の戦いの火ぶたが切って落とされた。
 大分3区では、前職の岩屋毅氏(60)と元職の横光克彦氏(73)の一騎打ちとなり、岩屋氏は別府市、横光氏は宇佐市とそれぞれ地元で第一声をあげ、支持を訴えた。

謙虚に丁寧に訴える
岩屋 毅陣営(自民党、前)

 自民党の岩屋毅陣営は午前9時から、JR別府駅東口で出陣式を行い、約300人(主催者発表)が参加した。

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 末宗秀雄選対本部長(県議)が「日本の経済、政策を安定させるのが自民党であり、北朝鮮問題などから国民を守れるのは自民党しかありません。非常に激戦で、先が見えない状態です。最後まで、岩屋候補と比例区での公明党をお願いします」とあいさつ。嶋幸一自民党大分県連幹事長(県議)、堀本博行公明党大分県本部副代表(別府市議)が激励した。
 安倍晋三自民党総裁、山口那津男公明党代表の祝電が披露された。
 続いて、マイクを持った岩屋候補は「衆議院選挙は、政権を選ぶ選挙です。スローガンやキャッチフレーズだけでは、夢や希望は生まれません。立派な政権を担う与党が生まれることが、日本の政治を成熟させることにつながると信じています。観光こそが成長戦略の柱であり、地方創生の柱になるのです。世界に誇る観光立国日本をつくり、その中でも日本一のおんせん県おおいたの、世界一の温泉町の別府を世界にPRしていく仕事を、私にさせて下さい。この町で育ち、皆さんに育てられました。観光の可能性を、誰よりも知っている私でなければできない仕事をさせて下さい。12日間の厳しい戦いですが、謙虚に丁寧にこの思いを一人で多くの人に伝えていきたいと思います。日本を守り抜き、故郷を守り抜くため、頑張っていきますので、よろしくお願い申し上げます」と決意を語った。
 出陣式終了後、岩屋候補は参加者と握手を交わして、遊説に入った。

共に生きる社会目指す
横光 克彦陣営(立憲民主党、元)

 立憲民主党の横光克彦陣営は10日午前8時半から、宇佐市四日市の門前広場で壮行会を行った。

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 中間照雄総合選挙対策委員長が「『安倍一強』の現状に一矢報い、内閣を打倒するという思いがある。国民のために頑張るので、皆様の力をお願いいたします」とあいさつ。横光候補を推薦した連合大分の佐藤寛人会長、連合大分議員懇談会の馬場林代表もあいさつした。
 横光候補は「こうして選挙車に乗り、スタートできるなんて夢にも思わなかった。この数年間、国会や政権の姿を見るにつけ、日々怒りと共に暮らしてきたようなもの。今こそ枝野代表のもと、立憲民主党の一員となってこの思いを伝えたいという決断をした」と話し、「準備にあたり、これまでは人にやってもらったことを、全部自分で取り組んだ。娘と2人だけで車だけ借りて活動しようと覚悟していたが、多くの人が選挙を戦う体制を築き上げてくれた。この場を借りてお礼申し上げます」と述べた。
 「解散総選挙の風が吹き始めてから、日本の政治構図は大きく変わった。世界も日本も、保守の流れになってきているのは事実。安倍政権の横暴はどこまで続くのか、国民不在の国会の姿を見せ、どこまで国民を侮るのかという思いがずっとあった。激しい格差をできるだけ縮小し、国民が主人公で共に助け合い生きる社会を目指そうと思う。安倍暴走政治に怒りの一撃を加え勝利するため、皆様のお力を貸してください」と呼びかけた。
 横光候補は、集まった支持者と握手を交わし、選挙カーに乗り込んで12日間の戦いをスタートさせた。

衆議院議員選挙きょう公示

 第48回衆議院議員選挙が10日、公示された。全国的に、安定政権を強調する自民党と公明党の与党に、反安倍政権を訴える小池百合子東京都知事が率いる希望の党、民主党を引き継ぐという立憲民主党が新しい風をどこまで吹かせることが出来るのか、注目されている。
 大分3区は、当初前回と同じ3人の顔ぶれで三つどもえの戦いになると思われていたが、元職の横光克彦氏(73)が出馬表明をしたことから、状況は一変。共産党が野党共闘のため立候補予定を取り下げたことから、再び3人の戦いに。
 しかし、7日になって、希望の党から出馬予定だった浦野英樹氏(48)が出馬を取りやめる会見をしたことで、前職の岩屋毅氏(60)と横光氏の一騎打ちになるなど、立候補予定者が2転3転し、混迷を極めた。
 長年、拮抗した戦いを続けてきた岩屋氏と横光氏。横光氏は急な出馬で準備不足をどこまで挽回できるかにかかっており、最大のライバルの再登場に岩屋氏も危機感を強めて選挙に臨むことになった。

2017年10月 7日 (土)

衆議院議員選挙10日に公示

 第48回衆議院議員選挙が10日に公示される。
 大分3区は当初、前職の岩屋毅氏(60)=自由民主党=、新人の浦野英樹氏(48)=希望の党=、新人の大塚光義氏(61)=日本共産党=の前回と同じ顔ぶれになると思われていた。しかし、元職の横光克彦氏(73)が立憲民主党から立候補する意思表示をしたことから、情勢は大きく変わり、自民党対希望の党対立憲民主党の対立構造となる見込み。
 野党共闘のため、大塚氏は立候補予定を取りやめる急展開になり、3区には大きな衝撃が走った。
 横光氏は、平成24年12月の選挙で敗れ、一旦は政界引退を表明して俳優に復帰していた。ベテランの再登場に岩屋、浦野両陣営の緊張感は一気に増した。
 自公の安定政権か、リベラルを結集した立憲民主か、小池旋風で注目される希望か。いよいよ10日に公示を迎え、熾烈な戦いの幕が開く。
 岩屋氏は午前9時半にJR別府駅東口で出陣式をする予定で、浦野氏は出陣式はせず別府市内で第一声をあげる予定。横光氏についてはまだ分かっていない。(写真は50音順)。

2017年10月 3日 (火)

別府市が平成30年度編成方針

 別府市は、平成30年度予算の編成方針説明会を3日午前9時、市役所で行った。

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 はじめに、部課長級を対象に行われ、長野恭紘別府市長が「昨年の熊本地震からの復旧、復興に追われ、総合戦略に遅れが出ていることは、全職員の共通の認識だと思う。停滞しているものはより加速し、未着手のものは可能な限り着手する。市民の声に耳を傾け、何が足りないのか、何を求めているのかをていねいに拾い上げ、市民に寄り添った行政サービスを心がけなければいけない。総合戦略で掲げた目標値達成のため、一層の汗をかき、知恵をしぼってもらわなければいけない」と訓示。
 忰田浩治企画部長が編成方針について説明した。平成28年度は「べっぷ未来共創予算」として、3億円の予算特別枠を設けて積極予算を編成。29年度も「第二次べっぷ未来共創予算」として、過去最高額の約490億円の予算編成をしている。30年度は「第三次べっぷ未来共創予算」として、▽しごとの創生=ひとの流れを作り、儲かる別府に進化する取り組み▽ひとの創生=別府で子どもを産み、育て、生きる取り組み▽まちの創生=ひととまちを守る取り組みーに重点を置いて、総合戦略で示された具体的な施策で29年度実施計画に採択された事業に対して重点配分を行う。ただし、実施計画採択事業であっても、重要性、緊急性の観点から優先順位をつけ、効率的かつ効果的に配分する。
 また、収支不足を補う基金取り崩しの上限を26億円とし、地方交付税がさらに減額になることが予想されるため、5%のマイナスシーリングで事業の見直し、経費節減を図る。そのために、やる気と工夫で行う「ゼロ予算事業」の推進、PDCA(計画、実行、評価、改善)の実行により、効率化を図るとともに、受益者負担の見直しなどにより財源確保に向けた取り組みについても行うよう求めた。
 さらに、9月の別府市議会定例会の中で開かれた予算決算特別委員会で、28年度決算審査における30年度予算への反映のための意見書も出ており、社会情勢、市民ニーズ、総合戦略とのバランスを踏まえながら予算編成が行われることになる。

2017年9月29日 (金)

別府市議会の第3回定例会

 別府市議会の平成29年第3回定例会が29日午前10時から開会し、全日程を終了した。
 上程中の議案に対し、観光水道委員会は、別府リサーチヒルの売払い、青年就農者への給付金、田の湯温泉の土地購入、別府海浜砂湯のサウンディング調査などについて審議を行い、小野正明副委員長が原案とおり可決すべきとしたことを報告。
 厚生環境教育委員会は、住民基本台帳システム等を改修するための委託料と国庫補助金、福祉避難所に段ボールベッドなどの購入、湯の花小屋修復整備の委託料、美術館の移転に伴う一部条例改正などを審議い、松川章三委員長から原案とおり可決すべきとしたことを報告。
 総務企画消防委員会は、男女共同参画センターの条例一部改正などを審議し、産業連携・協働プラットホームへの職員派遣では、法人の形態についての説明が不十分で、議案を提案する前の早い段階で規模や業務、財源計画などの説明が必要とし、さらなる説明を求めたが、十分な内容ではないとして、原案は了としたものの、後日改めて具体的な説明を求めることとしたことを阿部真一副委員長が報告した。
 予算決算特別委員会は、平成28年度決算の認定審査を行い、自主財源の確保について「安定した行財政運営を維持するため、地方税・地方交付税などの一般財源総額の充実を国に強く求めていく」とした。また、成果目標に達しない事業については、必要性等を十分に分析し、中止・廃止を含めた計画変更等の改善を行い、予算の効率的な執行を求めるとし、地方創生に対する取り組み、第4次行財政改革推進計画、職員人件費、生活習慣病予防に対する取り組みなどについても示し、穴井宏二委員長は「意見書を平成30年度当初予算編成に反映することを要望する」とした。
 平野文活氏(日本共産党議員団)が平成28年度一般会計決算、介護保険事業特別会計決算について反対する討論を行った。表決が行われ、委員長報告とおり可決された。
 さらに、衆議院解散により選挙執行に伴う一般会計補正予算4270万円を計上し、可決された。教育委員、固定資産評価審査委員、人権擁護委員、職員懲戒審査委員の人事案件12件を同意。地方公共団体の財政の健全化に関する法律に基づく健全化判断比率、同法に基づく資金不足比率、市長専決処分の報告もあった。
 議員からは、由布市に予定されている「(仮称)ボートレースチケットショップ由布」設置に反対する決議、受動喫煙防止を進めるために健康増進法の改正を求める意見書、地方財政の充実・強化を求める意見書が提出され、可決された。

2017年9月28日 (木)

別府市議会の一般質問最終日

 別府市議会は一般質問最終日の27日、休憩をはさんで午後1時から質問を再開した。
 午後からは、野上泰生氏(新風べっぷ)、加藤信康氏(市民クラブ)、河野数則氏(自民クラブ)が職員適正化やまちづうり、観光行政などについて執行部の考えを質した。

野上 泰生氏(新風べっぷ)

 野上氏は、公有地の売却につにて「今後ますます公有地の売却はあると思う。手続きを規定したルールはあるが、大切なのは、面会記録や協議録を残し、必要なら開示することで透明性確保の仕組みづくりがいるのではないか」と質問。
 阿南寿和副市長が「市民の目線に立ち、公平性、透明性が大切。早期に一定のルールづくりをしたい」とした。
 野上氏は「売却された公有地が契約と違った形で使われるのは問題が出てくると思うので、モニタリングの仕組みも必要」と指摘した。
 来年春から夏に施行される見込みの民泊新法について、「住宅に継続的に宿泊させるもので、旅館・ホテルの基準を適用しろとは言わないが、住宅としての安全基準すら満たしていないものもあり、チェックせずに認めることは、安全安心が担保できない。最低限、住宅としてちゃんとしているという確認が出来る仕組みが必要。消防の基準はどうなるのか」と質問。
 高橋尚敏予防課長が「旅館・ホテル等これらに類似するものとなるので、旅館・ホテルと同様の基準が必要」と答えた。
 さらに野上氏は、ゴミの出し方についても「マンションの一部でやる場合、勝手に家庭ごみとして捨てられることは容易に想像ができる。対応はどうするのか」と質した。寺山真次環境課参事は「事業系ゴミの扱いになるが、判断が難しい。他の事例も参考にしていきたい」とした。
 野上氏は「すでに民泊をやっている人が、晴れて合法になったというのはおかしい。施行される前に違法状態の人にはしっかり対応するように、県にも言ってほしい。やったもの勝ちは許してはいけない」と厳しく指摘した。


加藤 信康氏(市民クラブ)

 加藤氏は、定員適正化計画について「民間はそろそろ正規化に進んでいるのに、別府市は非正規でないと運営ができない状況で、この計画は非正規化を助長するものになっているのではないか」とし、現状を質問。
 末田信也職員課長が「平成24年度を基点に、9年間で129人を削減する。非正規は541人、任期付職員17人、再任用30人」と説明。
 加藤氏は「社会情勢を鑑みて、3年を目途に見直すとしているが、しているのか」と質問。末田課長は「見直しはしていない」と答えると、さらに加藤氏は「権限移譲などもあり、事務量は増えているのに、何故、見直しをしないのか。現場の職員との間に気持ちのズレを感じる。どこが適正化なのかさっぱり分からない。計画は現実性がなく、数字ばかりを追い求めた計画だと思う」と厳しく指摘。
 末田課長は「平成31年度で非正規職員の制度は廃止され、会計年度による任用職員制度になり、期末手当や休暇制度もつくようになり、人件費の増大が見込まれ財政に与える影響は大きく、非常勤についても計画的な見直しが必要」との考えを示した。
 長野恭紘市長も「数を合わせていくことには疑問を持っている。数のコントロールよりも総人件費コントロールすることだと思う。働き方改革をし、職員を大切にしながらやっていきたい」と述べた。
 移住定住についても「仕事があり、自然環境が良いこと、勧誘があることが大切。まだまだ発信力が足りない」とした。
 他にも行政データ管理についても質問をした。


河野 数則氏(自民クラブ)

 河野氏は、亀川のまちづくりについて、進捗状況を質問。橋本和久都市整備課長が「亀甲泉周辺整備事業は80%、JR亀川駅西口整備は70%。用地買収が遅れており、平成30年度完成の予定」と答えた。
 河野氏は「当初は平成29年度完成だったのではないか。その中で、消防署の亀川出張所が、現在の場所で市役所の亀川出張所の部分も全部使って建て替え、別府公共卸売市場の一部に仮住まいすると説明があった。では、市役所の出張所はどこに行くのか。以前は、太陽の家の中に仮住まいすると聞いていたが、いつの間にか立ち消えになった」と質問。
 稲尾隆公民連携課長が「アウトソーシングの実施に向けて協議をしていたが、機能統合や複合化ということで見直しになっている」と説明した。
 また、由布市の七蔵司地区に建設が予定されている、場外舟券売場について、「現地も見に行ったし、古賀原の人たちとは長い付き合いがあり、昔は雨水を飲んで暮らしていたと聞いたこともある。水に関して、苦しい思いをしてきた。今回のことで皆が疑心暗鬼になっている。これまで築いた絆が崩れようとしている。地域が崩れる元になる」と強い口調で語り、執行部の考えを質した。
 原田勲明共創戦略室長が、意見書を県に提出後、地元との話し合ったことについても「出す前に協議すべきだった」と指摘。その上で「別府にとってありがたいのか、どうしても必要なのかを判断して、私は反対と言いたい。議会としても、代表者の話を聞き、この議会で反対の決議をしてほしい」と提案した。

代表者会議

 別府市議会の各会派の代表者会議が、本会議終了後に議長室で開かれ、河野数則氏(自民クラブ)が提案した、別府市に隣接する由布市七蔵司に設置予定の場外舟券売場「ボートレースチケットショップ由布(仮称)」の設置に反対する決議について話し合った。
 全会一致で決議に賛成することで同意し、最終日となる29日に最大会派である自民・創生から提案することを申し合わせた。

2017年9月27日 (水)

別府市議会の一般質問最終日

 別府市議会は一般質問の3日目を27日午前10時から、行った。
 午前中は、阿部真一氏(自民・創生)と荒金卓雄氏(公明党)が、観光、教育、地域人口ビジョンなどの質問を行った。
 午後からは、野上泰生氏(新風べっぷ)、加藤信康氏(市民クラブ)、河野数則氏(自民クラブ)が質問を行う。

阿部 真一氏(自民・創生)

 阿部氏は、道路行政について「昨年の大分熊本地震による道路の被害はどれくらいあるのか」と質問。
 松屋益治郎道路河川課長が「土砂や土木、がれきの道路への流入、路肩の崩壊など復旧工事などすべて含めて171件約9835万円の事業費ですべて完了している」と答えた。
 また、台風18号など雨量の多い時の道路について「幸通りや富士見通りの側溝に雨水が流れ込まず、あふれ出して交通のさまたげになっていた。道路インフラは最重要だと考えるが、対策はどうしているのか」と重ねて質問。
 松屋課長は「富士見通りで平成26年度に水が流れ込む流域を確定し、排水調査もしている。対策をさらに検討したい」。狩野俊之建設部長も「地域ごとに調査を重ねながら、必要な措置をしていきたい」と述べた。
 また、学力調査について、結果をどう見ているのか質問。姫野悟学校教育課長は「原因分析をしているところだが、中学校は学力向上計画で組織的な取り組みをしたことと生徒指導がうまくいき学校が落ち着いてきたこと。小学校は、学級担任の指導力が反映される部分があり、組織的に取り組むことが必要」と答えた。
 阿部氏は「アクティブラーニングの要素を踏まえ、子どもたちが能動的に応用力などを養えるようにしてほしい」と要望した。
 他にも、民泊やDMOの進捗、環境美化対策などについても質問をした。

荒金 卓雄氏(公明党)

 荒金氏は、B-bizLINK(産業連携・協働プラットフォーム)の法人設立に向けたスケジュールや組織構成について質問。
 松永徹経済産業部長が「数日中に法人登記などが完了し、早い時期に理事会を開きたい。事務局に市職員2人を派遣するとともに、専門性をもった職員も雇いたい。当面は、阿南副市長が代表理事を務める」と説明。
 荒金氏は「総合戦略の極めて重要なものだと思うが、市民には分かりにくい。周知、広報をどうするのか、所在地はどうなるのか。負担金と課題はどう考えているのか」と質問。
 花田伸一産業政策課長が「ホームページや市報でお知らせし、現在の南部児童館にそのまま設置するが、法人化すれば、使用料をもらうことになる」と答えた。
 阿南寿和副市長も「運営費の負担金は現在精査中。課題としては、観光面、人材面、住みやすさなど複数にまたがると思うが、地域における課題を横断的に解決していきたい」と答えた。
 また、「湯~園地」について「通常では思いつかないような返礼品にも、この計画の面白さではないかと思う。今後はどうするのか」と質問。
 松川幸路観光課長は「今回のノウハウ、コンテンツを生かし、湯~園地のDNAを引き継ぎながら、別府らしさをブラシュアップした既存資源を掛け合わせてまったく新しいものをやっていきたい」と答えた。
 他にも、ひとまもり・おでかけ支援、別府ONSENアカデミアなどについても質問をした。

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