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2018年11月29日 (木)

日米共同訓訓練で別府の地元説明会

 別府市と九州防衛局は、12月7日から19日まで、日出生台演習場、十文字原演習場、航空自衛隊築城基地で行われる平成30年度日米共同訓練について、地元説明会を28日午後7時、内竈コミュニティーセンターで行った。天間、大所、内竈、野田、湯山、明礬地区の住民ら約50人が出席した。

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 冒頭、山田憲和陸上自衛隊第41普通科連隊長兼別府駐屯地司令が「今回の訓練では、別府の部隊が基幹部隊として参加する。皆さんが心配しているであろう、オスプレイなどについて説明をしたい」と述べた。阿南寿和別府市副市長は「19日に県庁で説明を受けて、22日に二日市副知事と福岡の防衛局に要請をしてきた。市民が不安のないような形でやりたい。キタンのない意見を聴かせていただきたい」とあいさつをした。
 九州防衛局から、訓練概要について説明があった。訓練は、指揮機関訓練として、射撃、空中機動、警戒部隊による駆逐といった機能別訓練と総合訓練が行われる。十文字原では、射撃の戦闘射撃と至近距離射撃が行われ、オスプレイの離発着は行われないこと、午後9時以降は行わないことなどが説明された。
 住民からは「何故、十文字原で行わなければいけないのか。訓練時間は守られるのか」「来年以降はどうなるのか」「オスプレイは岩国基地から日出生台に飛ぶというが、途中も心配」「車両がつらなり、生活道路に支障はないか」「観光シーズンなので、配慮をしてほしい」などの意見が出た。
 防衛局は「限られた期間で成果をあげるためには、十文字原は戦闘訓練場として整備されている。訓練規模は、陸上自衛隊が通常行うものと同等あるいはそれ以下になるので、騒音が特別大きくなることはないと思う。訓練時間は、地域との約束を逸脱することはない」「訓練が恒常化することを心配していると思うが、来年以降の訓練はまだ白紙だが、そうはならないと思う」「飛行区域は、日米調整会議の中で人口密集地や集落を提示してあり、そこは飛ばないということになっており、高い高度で飛ぶことになる。迷惑をかけないように調整をしている」「可能な限り、生活に影響がでないように調整していきたい」などと答えた。

別府市にランドセル6個贈る

 「Dream Creator」を名乗る人物から20日、別府市子育て支援課宛てにランドセル6個(3色×2)が郵送されてきた。

1121t3_2 別府市へのランドセルプレゼントは平成24年、26年に続いて3回目で、いずれも差出人の名前が同じことから、同一人物と見られている。
 ランドセルの他に「たくさん学んで、たくさん遊んで、大人になったらみんなを、たくさんの人を幸せにする人になってね。私達大人が責任をもって、いじめを完全に撲滅させ、幸せ溢れる豊かな社会、世界を創造していきます。何かあれば信頼できる人や沢山の大人に相談してください。健康第一で相手を想いやりながら伸び伸び育ってね」(原文ママ)とのメッセージがつけられていた。
 市内には3つの児童養護施設があるため、別府市では、各施設に配布することにしている。

2018年11月28日 (水)

筒井シナさんと竹添實夫さん100歳

 扇山のシルバーケアハウス祐に入所している筒井シナさんが24日に、石垣東の有料老人ホーム清水の郷に入所している竹添實夫さんが19日に、それぞれ100の誕生日を迎え、27日に長野恭紘別府市長がお祝いに訪れた。

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 筒井さんは大正7年、佐伯市出身。昭和2年に別府の叔母を頼って転入してきた。尋常小学校、裁縫学校を卒業後、漁師の夫と結婚。豆腐屋、あめ作りなどで働いた後、漁師の手伝いをしていた。漁師をやめておかず屋を営んでいたが、弟を手伝うために75歳から85歳まで再び漁師の手伝い。
 趣味は旅行で、国内の観光名所やハワイへ。現在はNHKの朝の連続テレビ小説を欠かさず見ている。リンゴ入りのポテトサラダ、カレー、豚汁などの料理が得意。長寿の秘訣は「のん気に生きること」。子ども3人、孫3人、ひ孫4人がいる。
 27日午後1時半に長野市長が筒井さんを訪問し、表彰状とお祝い金を贈呈。「これからも元気で過ごしてください」と話した。施設の職員から手作りのカーネーションやお祝いの言葉が書かれた寄せ書きが贈呈され、﨑村佳子施設長と孫の里(みちのり)さんがあいさつをした。筒井さんは「長い間、ありがとうございます。これからもよろしくお願いします」とお礼の言葉を述べた。
 次男の正博さん(67)は「無口だが、友達とは良く話す人。人の悪口など言わない人です」などと、筒井さんの人柄を語った。
 ◇   ◇

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 竹添さんは大正7年、鹿児島県出水市出身。鹿児島工業高校を卒業。太平洋戦争中、ソ連軍の捕虜となりシベリアに3年間抑留され、30歳で日本に帰国。結婚し、60歳まで機械設計の仕事を大阪でしていた。昭和63年、余生を過ごすため別府に転入してきた。仏像の彫刻を90歳まで、農園業に94歳まで従事。
 今でも手帳に日々の出来事をつづっている。愛読書は吉川英治の「宮本武蔵」。月に1、2回、子どもと外食に行くことを楽しみにしている。特に魚のあら煮が好物。長寿の秘訣は「よく食べること、よく体を動かすこと、くよくよしないこと」。子ども2人、孫4人、ひ孫4人がいる。
 27日午後2時に長野市長が竹添さんを訪問し、表彰状とお祝い金を贈呈。「これまでの労苦に敬意を表します。長生きしてください」と話した。施設の利用者全員で「ハッピーバースデー」を歌い、お祝いのくす玉が割られた。岸敬亮清水の郷社長が「竹添さんは大正、昭和、平成と3つの時代を生き抜いてきた人。来年も再来年も元気に暮らしてほしい」とあいさつし、竹添さんも「これからも体に気をつけて頑張ろうと思います」とお礼を述べた。
 長男の一意さん(68)は「父はとても誠実に生きてきた人。無事な一生を過ごしてきたのだと思う」と、人柄について話していた。
 別府市内の100歳以上は、筒井さんと竹添さんを含め77人(女性72人、男性5人)となった。

[別府商工会議所]永年勤続、企業を表彰

 別府商工会議所(西謙二会頭)は「平成30年度商工従業員永年勤続者表彰式、永年会員感謝状贈呈式」が27日午前11時、ビーコンプラザ3階国際会議室で行った。商工従業員永年勤続者150人に表彰状、永年会員84事業所に感謝状が贈った。

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 勤続50年の被表彰者、40年、30年、20年、10年、5年の代表者に表彰状、永年会員の満60年、50年、40年、30年の代表事業所に感謝状が、西会頭からそれぞれ贈られた。
 西会頭が「『企業は人なり』という言葉があります。歴史や伝統を受け継ぎつつ新しい文化を創造するのは、従業員の皆さん一人ひとりの、日々の研鑽や努力が何よりも大切なものとなります。今後も健康に留意され、会社の発展のみならず別府市の将来のためにも尽力を賜わりたいと思います」と式辞を述べた。
 来賓の鈴木邦彦大分県東部振興局地域振興部長が広瀬勝貞大分県知事のメッセージを代読し、長野恭紘別府市長、黒木愛一郎別府市議会議長がそれぞれ祝辞を述べた。
 受賞者を代表して藤田久美子さん(今日新聞社制作部長)が「私どもが今日(こんにち)において長い歳月を大過なく過ごせ、ここに永年勤続表彰を受けることができましたのは、ひとえに事業主の深いご理解と、諸先輩や同業諸子の温かいご指導の賜物であると深く感謝申し上げる所存です」と謝辞を述べた。
 勤続40、50年表彰者は、次のとおり。勤続5~30年表彰者、永年会員事業所は、明日以降掲載する。(敬称略)
 【永年勤続者】▽50年=藤田久美子(今日新聞社)
 ▽40年=岡内武弘(別府ロープウェイ株式会社)、井筒一男(別府大分合同タクシー株式会社)、井手口謙二(学校法人別府大学)、平野純治(同)、加藤英二(株式会社西石油)、三浦晃一(同)(つづく)

2018年11月27日 (火)

ベテラン3人に秋の叙勲など

 今秋の叙勲で瑞宝単光章を受章した元別府市消防団第9分団長の安部源六さん(74)=小坂=、第31回危険業務従事者叙勲で瑞宝双光章を受章した元別府市消防本部予防課長の伊勢戸國広さん(71)=新別府=、瑞宝単光章を受章した元市消防本部庶務課参事の瀨口洋一さん(71)=馬場=の3人が26日午前10時半、長野恭紘別府市長を訪問した。

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 受章者が紹介された後、長野市長が「長年にわたり、別府市民の生命、財産、安心、安全を昼夜を分かたず守っていただいたことが形になったと思っています。これまでの功績が評価されたものです。先輩たちの指導や仲間の協力があったことを忘れないで下さい。これからも、お力添えをいただければと思います」とねぎらった。
 受章者を代表して伊勢戸さんが「この度、具申にあたり温かいご推挙により、このように素晴らしい章を受章することができましたことに、心より感謝申し上げます。この受章を機に、これまで培ってまいりました『防災に対する知識』を、これまで以上に市民や地域住民のために役立ててまいりますことをお誓い申し上げます」と謝辞を述べた。
 また、安部さんは消防団歴33年3カ月、伊勢戸さんは消防歴40年11カ月、瀨口さんは消防歴37年3カ月と、消防職・団員として永年勤続し、功績が優秀で他の模範と認められた。

亀川モデル地区避難所運営訓練

 別府市連合防災協議会(塩地奎三郎会長)は、平成30年度亀川モデル地区避難所運営訓練を25日午前8時30分から、市立北部中学校で行った。別府市では、避難所運営マニュアルを作成しており、自分たちの地区にあったマニュアルを作り、地域主体で円滑な運営を行えるように取り組んでいる。

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 これまでも、事前にマニュアルを基に協議を続けてきて、実際に訓練を行うことでさらに内容を深めていくのが目的。市内全域から約500人が参加した。
 午前8時30分、別府湾を震源とする震度6強の地震が発生ーとの想定で、約1週間の避難所生活の中で予測される問題に対応した。地震が発生すると、徒歩や車で続々と避難してくる人に対し、受け付けで名前や家族構成などを記入してもらい、地区ごとに学校にある畳を体育館に敷いて座った。体育館は底冷えがすることから、備蓄していている毛布を配布し、寒さをしのいだ。体育館の入り口には、ライフラインの状況や注意事項を書いた紙を掲示。亀川地区は外国人留学生も多く住んでいることから、英語表記も行った。
 また、学校からパソコンを借りてニュースを流すなどの対応もした。事前協議の段階から学校側も住民と一緒に話し合いを続けてきており、スムーズな連携が取れていた。
 避難所運営は、本部と総務、被災者、情報広報、設備管理、食物・物資、救護、衛生、ボランティアの8つの運営班で構成されており、訓練では、運営会議を公開で行った。各班の代表者からは「放送をしているが、あまり伝わっていない。放送は複数回する必要があるのでは」「その人の状態に合わせて案内をしているが、不明確な部分がある。適切な案内が必要」「看護師や薬剤師の協力も大切」など多くの意見が出た。
 時間の経過とともに、体調不良を訴える人が出てくる想定もあり、対応に追われた。情報伝達がうまくいかない場面もあり、実際の災害時はさらに混乱が予想されることから、課題を洗い出し、今後の対応強化につなげていくことにしている。

2018年11月26日 (月)

別府街づくりコンファレンス

 公益社団法人別府青年会議所(中島雄一理事長)が「別府新時代~世界に誇れるBEPPUのために~」を24日午後1時、別府大学3号館ホールで開催され、約380人が来場した。

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 中島理事長のあいさつ後、第1部の基調講演は、HG・ANA・ホテルズグループジャパンのハンス・ハイリガーズCEOを講師に迎えて「インターコンチネンタルホテルが世界各国から愛される理由」について行った。
 グループ全体で運営中のホテルは5518施設あり、開業準備中(パイプライン)は1828施設ある。そこで働いている人は32万人以上いる。日本では5千人以上働いているという。
 「世界中で大きくなっているが、日本はどうだろうか。日本にも新しいブランドが入ることが、日本が大きくなることができる。そして、別府にはインターコンチネンタルホテルを体験できる。それはとても幸運なこと」と述べた。
 別府については「国境を越えて、世界中のローカルコミュニティと連携して、別府らしい特別なストーリーを地域とつくっていきたい」と話した。
 第2部は、ハンスCEOと長野恭紘別府市長が「別府市が国際都市として成功する道標」をテーマに対談した。
 活発な質疑応答後、中島理事長が謝辞を述べた。

2018年11月24日 (土)

オープンプラットフォーム会議

 別府市は、図書館と美術館を一体的に整備するための整備構想キックオフイベント「オープンプラットフォーム会議」をこのほど、市役所で開催した。

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 新しい図書館、美術館を核として、多様な潜在力や可能性が相互につながり相乗効果を起こす場をつくり、新しいイノベーションの創出を目指して別府にかかわりのある人が主体的に参画して、ビジョンやアイデアを提案してもらうのが目的。
 オープニングで、長野恭紘別府市長が「ここに集まった人は、自分はこう思っているという言いっぱなしの人ではなく、図書館を創造していく過程の中で、出来た空間をいかに生かしていくか1人ひとりがプレイヤーになってかかわってくれる人だと思う。まだ磨かれてない資源、まだまだ生かせる資源を連携して生かしてもらいながら、ありとあらゆる問題の解決拠点となる図書館を創造していける。確実に形にしていく作業を具体的にしていけるとワクワクしている」と話した。
 ゲストスピーカーとして、出口治明立命館アジア太平洋大学学長が登場して「どんな立派なものを作っても、人が集まらなければしょうがない。何か面白い場所ができたから行ってみようという、ワクワク、ドキドキする空間を作らないと意味がない。利用する人がこんなの欲しい、こんな感じだと楽しいというわがままを言う中で、上手にわがままを満たす。皆さんの声が面白い空間を作ると思う」と述べた。設計事務所OpenAの馬場正尊代表取締役は「別府で考えられている図書館は、これまでのと違う新しい時代の図書館。次の別府が欲している図書館はどういうものか。どこかの部屋の中で考えられていくのではなく、オープンな中で、関わりたい人がよってたかって関わっていく図書館、美術館ではなければいけないと思う」とした。
 トークセッションも行われ、IDMを共同設立して起業した樹下有斗さんと天野智さん、IT産業の人材育成をする勝河祥オオイタ・クリエイティブ・アカデミー校長、池田佳乃子BーbizLINK地域ビジネスプロデュースチームマネージャー、石川万実別府大学・別府大学短期大学部広報室主任がそれぞれの立場から、「観光客にも楽しんでもらえるように、夜遅くまで開いていると良い」「人と人がつながる場所にできたら」など多くの意見が出た。
 会場からも「不登校の子も集えて、夢がもてるような場になると良いと思う」「足湯に浸かって本を読むのはどうか」「交通の便の良さが大切ではないか」といったアイデアがあった。

2018年11月22日 (木)

支えあう地域づくり市民講演会

 別府市社会福祉協議会は、平成30年度別府市生活支援体制整備事業の一環として「支えあう地域づくり市民講演会」を19日午前10時から、サザンクロスで行った。

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 これからの地域での支えあいのあり方や新たな体制づくりなどについて、活動の活性化につなげようというのが目的。講師は、ボランティア活動や各種研修会を全国で行っている「mottoひょうご」の栗木剛・事務局長で、テーマは「地域での支えあい体制づくりに向けて~ほっとかれへんお節介のすすめ~」。
 栗木さんは「認知症に特効薬があればいいが、まだない。家から出る、人に会う、話をすることを生活基盤に取り入れている人は、明らかに老人性ウツや認知症になりにくいと言われている。どれだけ意思が強い人でも、続けるのは難しい。ボランティア活動や地域のお世話は大変だけど、外に出る用事が出来ていることで、地域の医療費や介護費の削減につながっている。出かけるということだけでも、色々なことを考えることになるから。それだけではなく、訪ねていって話をする人にも健康の輪を広げることになる。それが支えあい」などと話した。
 話の合間には、隣との「雑談タイム」を作り、いざという時、自分に声をかけてくる人がどれくらいいるか、どれだけ地域とつながっているのかなどについて意見交換をした。栗木さんのユーモアある関西弁の講演に会場は笑いであふれていた。

九州各部隊からレンジャーに

 陸上自衛隊第41普通科連隊の平成30年度第39期部隊集合教育「レンジャー」帰還式が21日午前9時半から、別府駐屯地で行われた。

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 レンジャーは、自衛隊の訓練の中でも過酷な訓練を終えた者に与えられる。体力だけでなく、強い精神力も求められる。今回は、第41普通科連隊(別府駐屯地)、第4偵察隊(福岡駐屯地)、西部方面戦車隊(玖珠駐屯地)、第4後方支援連隊(久留米駐屯地)から21人が参加、最終的には20歳から27歳までの10人がすべての訓練を終え、帰還した。
 8月27日から基礎訓練、行動訓練などが行われた。最終想定は、18日から1人総重量40~50㌔㌘の装備で、九重連山及び由布岳一帯で給水、給食の制限を受けながら、不眠不休で約50㌔の距離を訓練しながら歩いて移動するという過酷なもの。
 顔も色を塗り偽装したレンジャー訓練隊が、各部隊、隊友会などの関係団体、家族らが出迎える中、しっかりとした足取りで別府駐屯地に戻ってきた。
 学生長の宮迫大喜3等陸曹(27)=第4偵察隊=が帰還を報告。
 隊員を労い、10人全員にレンジャーバッジを渡した山田憲和第41普通科連隊長兼別府駐屯地司令が「20人以上の学生がいたが、半数以下の10人となった。大変だったと思うが、これからはレンジャー隊員として、さらに能力を伸ばしてほしい。そして、国民の負託にこたえてほしい」と訓示。
 来賓の江藤勝彦県自衛隊家族会会長(別府市議)、豊島克治県隊友会会長、茅野寛治県隊友会副会長兼別府地区隊友会会長、河野誠一第41普通科連隊OB会会長らが紹介された。
 各隊に戻った隊員は、隊ごとに花束を贈呈したり胴上げするなど無事の帰還を祝った。また、レンジャー訓練を卒業した隊員は、懇談会で出迎えた家族らと一緒にゆっくりした時間を過ごした。

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