2017年5月18日 (木)

アルゲリッチ氏と小澤氏共演

 第19回別府アルゲリッチ音楽祭「ベスト・オブ・ベストシリーズVol・5室内オーケストラ・コンサート」が17日午後7時、大分市のiichiko総合文化センター・iichikoグランシアタで開催され、約2千人が参加した。
 水戸室内管弦楽団が、組曲「ホルベアの時代より」op・40(グリーグ、第1曲:前奏曲、第2曲:サラバンド、第3曲:ガヴォット、第4曲:アリア、第5曲:リゴードン)と、小交響曲変ロ長調(グノー、第1楽章:アダージョ―アレグレット、第2楽章:アンダンテ・カンタービレ、第3楽章:スケルツォ、第4楽章:フィナーレ)を演奏した。演奏が終わると、会場から拍手が贈られた。
 20分の休憩後、マルタ・アルゲリッチ総監督と小澤征爾氏が登場すると、割れんばかりの拍手が会場に鳴り響いた。

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 小澤氏がタクトを振るい、アルゲリッチ総監督がピアノを弾き、水戸室内管弦楽団とのコラボレーションが実現した。ピアノ協奏曲第1番ハ長調op・15(ベートヴェン、第1楽章:アレグロ・コン・ブリオ、第2楽章:ラルゴ、第3楽章:ロンド、アレグロ・スケルツァンド)の演奏後、来場者の大きな拍手が鳴りやまなかった。
 花束を贈呈された両氏が退場しても拍手は鳴り響き、アンコールとしてアルゲリッチ総監督がピアノソロでソナタニ短調K・141=L・422(スカルラッティ)を演奏した。
 続いて、広瀬勝貞県知事からアルゲリッチ芸術振興財団のアルゲリッチ総裁に、旭日中綬章が伝達された。
 広瀬県知事は「心に残る演奏でした。アルゲリッチ氏には毎年、大分県に来て演奏していただき19回目となりました。長年にわたる芸術活動の功労に、天皇陛下から贈られました」と祝辞を述べた。
 アルゲリッチ総裁は「非常に嬉しく思います」と答えた。
 最後にサプライズとして、小澤氏の指揮で水戸室内管弦楽団が「ディヴェルティメントK・136より第1楽章」(モーツァルト)を演奏した。
 福岡から来た女性は「グノーは聞いたことがなかったから、とても良かったです。アルゲリッチ氏のベートヴェンが聞きたくて、とても楽しみにして来ました。19回中15回来ましたが、年々チケットが取りづらくなってきました。今回はノートパソコンやスマホなどを使ったが、なかなかつながらず1時間半後に何とか繋がって席を確保しました」と話した。

2017年5月16日 (火)

緑丘地区体協主催の第39回体育大会

緑丘地区体育協会(佐藤博章会長)主催の第39回体育大会が14日午前9時半、市立緑丘小学校グラウンドで開催され、東荘園町・荘園北町・緑丘町・実相寺町・鶴見町から約500人が参加した。実相寺町が、12年ぶりに優勝した。

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 地域の交流と活性化、地域住民の体力向上と健康増進、スポーツ精神の養成を通して、心身の健全な発展を図ることが目的。
 開会式で、佐藤会長が「けがをしないように、親睦を深めて和気あいあいの体育大会にしたいと思います。皆さんのおかげで、39回目を迎えられました」。
 5町の自治会を代表して石原雅義緑丘自治会長は「きょう、素晴らしい一日を過ごしてほしいと思います。100%の力を出して頑張って下さい」とあいさつ。
 来賓を代表して、寺岡悌二教育長(市長代理)が「緑丘地区で暮らす皆さんが世代を超えて交流しながら、子どもたちの頑張る姿、大人が一生懸命に取り組む姿を間近で見て感じることができるとても素晴らしい機会です。優勝をめざすことはもちろんですが、体育大会を通して地域の絆をより一層深めながら、競技を楽しんで下さい」。
 小林伸壽緑丘小校長は「学校の職員も参加しますので、皆さんのともに楽しみたいと思います。けがなく楽しみましょう」と祝辞を述べた。

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 来賓の中野正英同小教頭、各自治会長の塩地奎三郎さん(東荘園町)、溝口正さん(荘園北町)、石原さん(緑丘町)、宮崎眞行さん(実相寺町)、松宮健太郎さん(鶴見町)が紹介された。
 昨年度優勝し、2大会連続優勝中の鶴見町から佐藤会長に優勝杯の返還が行われた。
 緑丘町の新谷玲依さん(10、緑丘小5年)が「僕たち選手一同は、5兆の代表として、今日一日精一杯、力を合わせて応援したり、競技に出て町内の人々と親睦を深め、少しばかりの無理をしながら、優勝をめざして競技することを誓います」と力強く選手宣誓した。
 ラジオ体操後、大会がスタートした。
 小学生1~3年男女が50㍍走、4~6年生男女が60㍍走に出場し、友だちに負けまいと全力で走った。
 ふうせん割りでは、5自治会から男女20人ずつが参加し、風船を持った大会役員とじゃんけん。勝ったら風船を受け取り、ふくらませて2人で風船をはさんで割った。
 紅白玉入れ、綱引き、アメ食い競争など全18競技で得点を競った。
 今回は、防災訓練を兼ねてバケツに玉入れで使う玉30個を入れてリレーする「防災リレー」、直線100㍍を10人でリレーする「新最短リレーSP」などが新競技として行われた。
 緑丘少年野球部の部員と保護者が、ジュース、お菓子、多肉植物などを販売していた。
 大会結果は、次のとおり。
 ①実相寺町415点②緑丘町380点③東荘園町365点④鶴見町350点⑤荘園北町245点
 応援賞=緑丘町

2017年5月15日 (月)

フラフェスティバル

フラフェスティバルin別府(吉野可奈子実行委員長)が14日午前9時、北浜公園やトキハ別府店、駅前通り、JR別府駅で開催された。中心街がフラ一色となった。今日新聞社など後援。

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 北浜公園とトキハ別府店前では、九州各県から参加した29の団体が次々と登場し、フラタヒチアンダンスステージを展開。子どもから大人まで、水色やピンク、白といった華やかな衣装を身にまとったダンサーが優雅なハワイアン音楽に合わせて踊り、訪れた人たちを楽しませた。
 トキハ別府店前では、県内外で活躍するウクレレ奏者のKumikoさんや大分ウクレレ専門学校などによるステージがあり、ウクレレの演奏に合わせて一緒に踊る人も。
 北浜公園には、協賛企業らによるブースも出店された。北浜にある本格ハワイアンパンケーキが楽しめる人気のバー「レフトアローン」が、九州電

力別府営業所とコラボして、ハワイアン料理を提供した他、チキンを回しながら焼く丸焼きもあり、盛り上げた。また、ハワイアングッズなどの店も多数並び、会場はハワイ色に。別府の伝統工芸である竹細工作りワークショップでは、岩尾一郎別府竹製品協同組合理事長(伝統工芸士)が竹鈴作りを教えた。
 ミスアロハ2007のケオニレイ・リリファノさんがスペシャルゲストとして登場。

HANANINGENで頭に生花を飾り、全身を軟らかく使ったフラダンス4曲を披露し「別府はハワイを思い出す場所。思い出深い地になった」と話した。さらに、別府産の真竹で作ったフラダンスで使う竹製の楽器プイレを初披露。別府市宣伝部長「べっぴょん」や大分みらい信用金庫のキャラクター「みらっこ」、九州電力のキャラクター「みらいくん」も登場し、別府版プイレを使いフラを披露した。
 駅前通りのみらい信金本店前では街角ステージと題して、CDを持参すれば誰でもフラダンスを踊れるコーナーを設けるなどした。

リユースマーケット

「リユースマーケットin別府」が14日午前10時、別府公園東側広場で開催され、2千人(主催者発表)が訪れた。
 首藤由美子実行委員長が「200区画に、多くの来場者を迎えられました。掘り出し物もたくさんあると思いますので、どんどん探して下さい」とあいさつ。リユースマーケットを開店した。

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 衣類、子どものおもちゃやカード、指輪・イヤリング・ネックレスなどの装飾品、ぬいぐるみ、文庫など多くの商品が並んだ。
 とくに子ども用の衣類が多く出品されており、来場者も親子が多かったため、男女問わず人気だった。
 消しゴムはんこも好評。リクエストにはその場で応じて、作製していた。
 来場した女性は「子どもが小さく成長が早いので、服のサイズを合わせて購入しても、すぐに着れなくなる。このように購入・販売できるリユースマーケットは、とてもありがたい」と話した。
 別府市リサイクル情報センターブースでは、紙パック・廃食用油・ペットボトルキャップの回収をしており、来場者が持ち寄っていた。

由布岳山開き

別府市と由布市にまたがる由布岳で、第37回の山開き祭が14日午前9時、行われ、夏山シーズンが到来した。初夏の陽気に包まれ、大勢の人が訪れ、山歩きを楽しんだ。
 佛山寺の足利能彦住職の読経の中、関係者がシーズン中の無事故を祈願。首藤奉文由布市長が「昨年は地震で山開きが行われないままで、寂しい1年だった。登山道も整備したので、楽しんでもらえればと思う。頂上では九州各県を見渡せる大パノラマも楽しんでほしい」。猪又真介別府市副市長(市長代理)は「春はミヤマキリシマ、秋には紅葉、冬は霧氷と四季折々の景色を楽しめ、日本中の人に愛されている山。下山後は、由布市と別府市の素晴らしい温泉で体を癒やしてほしい」とあいさつ。来賓の溝口泰章由布市議会議長が祝辞を述べた。

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 首藤市長、猪又副市長、溝口議長、堀本博行別府市議会議長、壁村正照陸上自衛隊湯布院駐屯地司令ら関係者、最年長参加者の村上正信さん(88)=大分市=、最年少の木田翔太郎さん(4)=大分市=がテープカットをして山開きを祝った。
 参加者はさっそく由布岳に登り、気持ちの良い汗を流した。午前8時30分からは記念品の帽子などが配られたほか、下山後には、陸上自衛隊湯布院駐屯地による豚汁でおなかを満たした。音楽隊による演奏もあり、入山客を楽しませた。

2017年5月12日 (金)

ジ温泉カタログ写真展

「知られざる日本」をテーマに地域観光の活性化を図り、温泉文化やサービスなどの進化と存続を目指しているアンノウン・ジャパン株式会社(大迫直志代表取締役、東京都渋谷区)は、NPO法人別府八湯温泉道名人会(佐藤正敏理事長)と共催で、九州各地の名湯・秘湯を撮影した写真の展示イベント「ジ温泉カタログ写真展」を、6月1日から30日まで開催。大迫代表、南達也名人会会員らが11日午後1時、別府市役所で記者会見を開いた。

0512o 同社が運営しているウェブサイト「知られざる地元の名泉」の記事をもとに作られた温泉施設の写真集「THE ONSEN CATALOGUE」の発売に合わせて開催されるイベント。寿温泉(楠町)、茶房たかさき(朝見)、長泉寺薬師湯(亀川野田)など市内の温泉施設7カ所および清島アパート(末広町)を会場として、写真集に掲載されている九州7県・143施設の写真を「歴史、由緒ある温泉」や「地元に根付く共同浴場」など会場ごとにテーマを決めて展示する。また、4月から別府で活動を始めた落語家の月亭太遊さんや、「湯~園地」完成予想図の鳥瞰図を描いた画家の勝正光さんなど、同アパートに住んでいるアーティスト8人が、各会場でそれぞれ趣向を凝らした温泉にちなんだ展示の演出を行う。

 期間中はスタンプラリーや同アパート入居者による活動報告イベントなども行われる。
 大迫代表は「温泉は日本人のDNAに深く刻み込まれているかのように、深く浸透しています。私自身も年を重ねるにつれ温泉へ入るようになった。現在、全国の温泉施設が運営者の高齢化や資金面の問題などで閉鎖していて、その速度も早い。この活動を通じて、温泉の魅力をまだ知らない若い世代に伝えられれば、そこに新しい文化やサービスのスタイルが生まれるかもしれないし、温泉施設の減少速度も緩やかになっていくのではないかと思う」と話した。
 写真展の問い合わせは同社の稲葉さん(電話090・7348・6492)へ。

2017年5月10日 (水)

真竹で打楽器プイレ作り

フラフェスティバルin別府(実行委員会主催)の本番が14日に迫る中、「別府らしいものを」とフラダンスで使用する竹製の打楽器プイレを別府産の竹を使って作った。

0510t3 プイレは、メダケと呼ばれるすらっと細く伸びる竹が使われている。日本では笛や筆に使われ、節間が長いのも特徴で、直径は22㍉ほど。しかし、太さを揃えたメダケを準備するのは難しいこともあり、オダケと呼ばれる竹を使用することにした。オダケは真竹の俗称。直径は33㍉ほどでメダケよりも太い。制作を請け負ったのは、伝統工芸士でもある岩尾一郎別府竹製品協同組合理事長。
 まずは竹の4分の3ほどまで16等分の切り込みを入れ、切った竹の内側を半分にはぎ、両サイド、先端を面取りして薄くしていく。これを18組36本作る。
 サンプルのプイレを見ながら、これまで培った伝統技法を駆使して作っていく。「ハワイのは電動ノコギリで切っているようだが、こちらは手動でやるしかない。これまでやってきた経験と技術を生かせば、出来ないことはない」と手際よく作業を進める。根気と繊細さが必要な作業だが、別府ならではの材料で作られた楽器がフェスに花を添える。

サンクスボード除幕式

アルゲリッチ芸術振興財団は8日午後6時20分、しいきアルゲリッチハウス正面玄関前でサンクスボードの除幕式が行われた。
 しいきアルゲリッチハウスを建設するにあたり、英断と尽力をした広瀬勝貞大分県知事と大分県に対する感謝を示すことが目的。

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 伊藤京子公益財団法人アルゲリッチ芸術振興財団副理事長が「このハウスは、財団理事だった椎木正和さんの寄付により建設されましたが、これは広瀬知事への信頼の証だと思います。ハウスが100年、200年と地域に根付き、平和な社会を築くための人材を育てていきたいと思います」とあいさつ。
 マルタ・アルゲリッチ総監督と一緒に除幕した広瀬勝貞県知事が「スペシャルサンクスボードができ、大変光栄です。私の気持ちとしては、スペシャルサンクスを言うのは我々の方だと思っています。今年も、マルタ・アルゲリッチさんが大分県に来て、これから音楽祭を開催できることに感謝しています」と答礼した。
 記念撮影後、ミッシャ・マイスキーチェロ・リサイタルの来場者もサンクスボードの写真を撮る姿があった。

2017年5月 8日 (月)

はだしで天然芝ふれる

別府市子ども会育成会連合会主催、大分県青少年育成アドバイザー協議会協力の「はだしで遊ぼう!天然芝の上で!」が3日午前10時、別府市の野口原陸上競技場で開催され、市内や大分市の子ども・保護者ら約60人が参加した。今回で6回目。

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 晴天の下、参加者全員が、天然芝の上を歩きながら集合した。
 池辺栄治別府市子連会長が「昨年、一昨年と雨で中止になったので、今年は開催できて本当に良かった。少しの時間ですが、楽しんで下さい」。
 来賓の寺岡悌二教育長(市長代理)は「日ごろ、裸足で遊べることはあまりないので、思う存分、けがなく楽しんで下さい」。
 三浦啓亨県青少年育成アドバイザー協議会長は「大いに楽しんで下さい。我々もお手伝いをしながら、楽しませていただきます」とそれぞれあいさつ。
 準備運動とめじろん体操で体をほぐした後、ストラックアウトや輪投げを楽しんだ。途中、ウレタンとナイロンで作られたディスク状のドッヂビーが追加され、子どもと保護者が投げ合った。また、新聞紙を使って兜と刀を作ってチャンバラを楽しみ、子どもだけでなく、大人も汗を流して体を動かした。
 最後に参加者全員にジュースが配られると、子どもたちは「プシュ」とプルタブを開けてのどを潤した。
 新名加望さん(6)=鶴見小1年=は「輪投げが楽しかった。また来たい」と話した。

きつき城下町資料館収新蔵品展

きつき城下町資料館で3日から、平成29年度企画展「新収蔵品展」が開催されている。8月20日まで。午前9時から午後5時までで、月曜日は休館日。観覧料は大人200円、小・中学生100円。

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 市内の魚町で使われていた「天保14年正月」と書かれた和箪笥や県内で最も古い明治33年に当時の奈狩江村が建造した「奈狩江村灯標図」と関連の品、幕末の杵築藩の御絵師とした活躍した足立秋英語の「藤と鹿」、山香町日指の四所神社に奉納された日出藩第3代藩主木下俊長が描いたと伝えられる「四所神社絵馬」など寄贈、寄託、借用している品33点を展示している。
 灯標図は特に珍しく、岬の先端や港内に設置される灯台と違い、暗礁や浅瀬の上に建てられ注意を促すもので、現在も現役で使われている。和箪笥は、当時の人たちの暮らしを知る上で、歴史的な価値が高いという。絵馬については、2対であったと考えられるが、現在は1つしか残っていない。四所神社は木下俊長候とゆかりのある神社で、絵はもともと馬のみが描かれていたが、馬が絵馬から抜け出して田畑を荒らすので馭者を描き足したという伝説もある。
 他にも七島イに関する物などが並び、訪れた人は歴史を感じながら観ていた。

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