2017年7月29日 (土)

「湯~園地」きょうから開園

 遊べる温泉都市構想「湯~園地」が29日から、別府ラクテンチで開園し早朝から大勢の人が訪れた。

0729t3

 昨年10月にイメージ動画を市民約150人が参加して撮影し、11月の「ONSENアカデミア」の中で、公約連動型動画として、100万回再生されれば、実現するとしたところ、3日間で100万回を達成した。その後、「税金は一切使わない」という公約の下、インターネットで一般から支援金を募るクラウドファンディングを実施した。支援金は21日現在で8182万8088円が集まり、チケットは3日間で8312枚が売れた(当日券はない)。また、ボランティアも約930人が登録し、3日間で述べ約1200人が運営を手伝う。
 開園前には、大分県出身の芸人ダイノジと大分県住みます芸人の野良レンジャーが長野恭紘市長と一緒にカウントダウンで会場を盛り上げ、予定よりも少し早く開園した。
 早い人で午前7時から来ていた人もいて、水着の上にタオルを巻いたり、Tシャツを着るなどして準備万態。ゲートが開けられると、いっせいに園内に流れ込んだ。

0729ta2

 アトラクションは全部で12種類。▽坂道を利用した「絶叫!かけ湯スライダー」▽温泉ミストが降り注ぐ「絶景!湯~覧吊り橋」▽地獄をモチーフにし、ショーも楽しめる「Oh~極楽!遊べる地獄大露天風呂」▽馬車の部分に檜の桶を設置した「湯めぐり!温泉メリーゴーラウンド」▽温泉成分の泡がたっぷり乗った「湯~園地名物!温泉バブルジェットコースター▽周辺のバーからミストが出る「散泉飛行!スプラッシュぐらいだー」
 ▽ラクテンチ名物のあひるの競争を足湯に浸かりながら、人工知能AIならぬOU(オーユー)が予想する「OUと体験!元祖あひるの競争」▽アザラシの形をした遊具に乗って水上を移動する「浮湯(ふゆ)~!ゆらゆらクルージング」▽観覧車に乗って夏の暑さをまんま体験する「別府一望!そのまんまサウナ」▽ブランコに乗って濡れた髪を乾かす「速乾!暴風ドライヤーチェア」▽温泉水を含んだ水鉄砲でもって遊ぶ「熊八ゾンビハンティング!幽~湯~列車」▽泡を入れたバーティーバスルーム「パーティーバスルーム!音楽湯~とぴあ」。

0729tb2

 他にもタレントのYOU、おすぎ、大分県出身の俳優・竹内力、園内音楽を担当した世界で活躍する日本人DJテイ・トウワさんらが来園する。
 ジェットコースターでは3時間待ちという中、熱中症対策として、水鉄砲で水をまいたり、ボランティアがうちわで仰いだり、声かけをするなどをして注意を促した。
 また、日田市観光協会もブースを設置し、水分たっぷりの美味しいスイカを販売し、人気だった。
 公開記者会見では、ボランティアの代表者らもステージに上がり、長野市長は「あっという間に100万回達成した。多くの皆さんがどうやったら出来るか考えた努力の結晶が実を結んだもの。ここまでくるまでに大成功だと思っている。このレガシーをどう残すかというよりも、これを可能にしたレガシーがこれからいろんなことをする時に、必ず出来るという土台になったと思う。こんなに楽しいことをやってしまったな、という充実感でいっぱい」と思いを語った。
 「湯~園地」は31日まで開催され、3日間で約1万2千人が訪れる見込み。

「べっぷ火の海まつり」スタート

 「べっぷ火の海まつり」(別府まつり振興会、別府火の海まつり実行委員会主催)が28日午後6時、開幕した。歩行者天国となった駅前通りの夕涼みワイワイ市(29日まで)や、海門寺公園のべっぷ屋台村(31日まで)は大勢の人で賑わった。

07293

 オープニングセレモニーが28日午後5時半、JR別府駅前ロータリー特設ステージで行われた。
 主催者の梅野朋子別府まつり振興会長(市観光協会長)が「まず、このたび九州北部豪雨で被災した方々とご家族の皆様に、衷心よりお見舞い申し上げます。一日も早い復興と復旧を祈念しています。これから3日間、『べっぷ火の海まつり』が盛大に開催されます。別府市民はもとより各方面の皆さん、十分にまつりを堪能して下さい」。
 来賓の長野恭紘別府市長は「『火の海まつり』の名称に戻って、2年目を迎えました。昔の賑わいに負けないようにと、ワイワイ市があり、べっぷ屋台村があって、豊の国酒蔵展があり、花火大会では8千発を上げます。湯~園地を含めたこれからの4日間は、世界で一番熱いホットスポットは別府ということで、楽しんでもらえると思います」とそれぞれあいさつ。

07292_3

 続いて、来賓の長野市長、堀本博行市議会議長、松川峰生市議会観光建設水道委員会委員長、西謙二別府商工会議所会頭、関啓二大分みらい信用金庫理事長、照山秀逸別府駅前通商店街振興組合理事長、甲斐裕明九州旅客鉄道株式会社別府駅長、後藤恭典株式会社トキハ別府店長、山口巧別府市タクシー協会会長ら、主催者の梅野会長、丸山徹別府火の海まつり実行委員長が紹介された。
 丸山実行委員長が開会宣言をし、まつりムードが一気に高まった。
 特設ステージでは、韓国慶憲綜合芸術団による祝賀公演が行われた。
 駅前通りは、ワイワイ市スタート時から出店している本音會など46店・団体が70の露店を出し、家族連れ、友人同士、留学生などが空揚げ、かき氷、焼肉、電球ソーダなどのグルメや、金魚すくい・くじ引きなど「まつり」を楽しんだ。
 海門寺公園会場の「べっぷ屋台村」では、たこ焼き、焼きそばなどの店舗が並び、多くの人が舌鼓を打った。

07293_2

 ステージでは、北浜美人クイズ王決定戦やべっぷ屋台村カラオケ大会が行われて盛り上がった。
 また、同公園東側では、「おんせん県おおいたinべっぷ 光のアート」が行われており、別府溝部学園短期大学のライフデザイン総合学科の学生が作った灯篭が並んでいる。
 まつりの29日以降のイベントスケジュールは、次のとおり。
 ▽別府駅前通り会場=夕涼みワイワイ市(29日午後6時から午後10時)▽海門寺公園会場=べっぷ屋台村(29、30日午後1時から午後10時半)、光のアート(29日午後6時から9時)、ステージ(29日午後2時・午後4時から演歌歌手山内二郎ショータイム、午後5時から国際パフォーマンスショータイム、午後7時からライブ、30日午後5時からダンスコンテスト、午後7時半から太鼓演武「豊勇會」、午後8時からHANABIコラボUCCHi&miniRAライブ、午後8時45分からライブエースベンチャーズ、午後9時20分からベリーダンス「studioAmani」、午後9時50分からフィナーレ)▽別府スパビーチ会場=第1回大和撫子コンテスト(29日午後4時半から午後6時半)、ロカビリーナイト(午後6時半から午後7時半)、納涼音頭大会(30日午後6時から午後7時40分)、納涼花火大会(午後8時から午後9時)▽北浜公園=豊の国酒蔵展(29、30日午前11時から午後5時)▽トキハ別府店大屋根下=ビューティーマルシェ(29、30日午前10時から午後5時)▽▽本願寺別府別院=お坊さんが本気で考えたお寺できもだめし(31日午後5時から8時、入場料はお賽銭)

2017年7月24日 (月)

桂三若が「妻の旅行」など披露

 桂三若さんの落語会が20日午後7時、別府市コミュニティーセンター薬膳おべんとう元喜玄氣で開催され、約30人が出席した。

07212

 はじめに、別府に到着してから会場到着までの足取りを面白おかしく発表すると、参加者は声を上げてゲラゲラ。
 羽織を脱ぎ、六代目桂文枝(前名三枝)が創作した「妻の旅行」を披露。
 定年を迎えて家にいる父親を、離れて暮らしている息子が呼び出す。母親が沖縄旅行に行くのに、息子のところにお小遣いをもらいに来たついでに「自分が旅行に行くというと、夫がぐちぐちうるさい。もっと機嫌よく旅行に送ってくれればいいのに」と愚痴を言った。
 父親は「自分の妻は大阪のおばはんで、とにかく口やかましい。自分がすること全てに突っ込みを入れるし、それどころかテレビのドラマにも突っ込みを入れる。オリジナル料理という名のめちゃくちゃな料理をするし、一緒にいると疲れるばかり」と説明。
 それを聞いた息子が「だったら旅行に機嫌よく出してやればいいじゃないか」というと、父親は「お前はわかっていない。前に旅行に行くときに喜びながら行ってこいと言ったら、『普通だったら一緒に行きたがるのに、素直に送り出すというのは何でか』と言われた。だから、あえてぐちぐち文句を言っているのだ」と述べた。息子は「深い」と感心して帰っていく。
 沖縄旅行の当日に、どんでん返しが起こる。
 会場は父親と母親、父親と息子とのそれぞれの掛け合いに大きな笑いが起きた。また、古典落語「心眼」も披露した。
 落語会終了後は、参加者は三若さんを囲んで一緒に弁当を食べながら歓談した。

春木川小サマースクール

 市立春木川小学校6年生を対象とした「春木川小学校サマースクール」が22日正午から、同小でスタートし、児童29人が参加した。

07243

 小学校最後の年、夏休みの思い出を作ることが目的。
 体育館に集合した児童は、5班に分かれて班長を決めた。同小おやじクラブの中尾和樹さんがあいさつし、グラウンドに移動した。
 グラウンドで、水鉄砲作りに挑戦。児童は、クラブ員の指導のもと、細い竹と太い竹をのこぎりで切った。太い竹の節に錐で穴を開けて、細い竹の先端にスポンジと布を取り付けて、世界に一つだけの水鉄砲が完成した。
 試し打ちをすると、穴から勢いよく水が出たが、筒の中の水が細い竹に取り付けたスポンジを通り抜けて水鉄砲を持っている児童にもかかるハプニングも。
 飛距離競争では、6㍍以上の結果を出す児童がいた。
 グラウンドゴルフ大会、水泳大会、南校舎からグラウンドに向かって大声で叫ぶ絶叫大会を行い、バーベキューに舌鼓を打った。
 22日の締めくくりは、1班3~4人で行動する「肝試し大会」。おやじクラブが趣向を凝らした作りとなっており、児童は暑い夏に一時の涼しさを味わった。
 23日は、起床後に体育館でラジオ体操を行い、朝食は流しそうめんを体験し、スイカ割りを行った。
 森太陽さん(11)は「水鉄砲は何回か作ったことがあるけど、今回はうまくできなかった。帰ったら、もっと飛ぶやつに改良したい。友だちと泊まるのは楽しい」。
 首藤千織さん(11)は「けっこううまく飛ぶと思ったけど、水が逆流した。だけど楽しかったし、夏の思い出に残る。水鉄砲作りが楽しいから、肝試し大会も期待。持って帰る水鉄砲は、弟と一緒に遊ぶ」とそれぞれ話した。

2017年7月 5日 (水)

湯~園地アトラクションで最終試験

 7月29日から31日まで実施される、遊べる温泉都市構想「湯~園地」のアトラクション「湯~園地名物!温泉バブルジェットコースター」の最終的な試験運行が5日午前10時、別府ラクテンチで行われた。

0705t3_2

 これまで、動画にあった温泉を入れたジェットコースターを実現するため、話し合いを重ねてきた。実際にお湯を入れると重量の問題で安全性が確保出来ないため、当初は実現は無理ではないかと考えられていた。しかし、実行委員会で試行錯誤しながら、温泉と植物性オイルをブレンドした「温泉バブル」を作ることで、課題をクリアした。植物性オイルは口に入っても安全なものを利用。お湯を入れるよりもはるかに軽いため、24ある座席すべてに温泉バブルを入れて運行できる準備が整った。
 この日は、立命館アジア太平洋大学(APU)の学生がコースターに乗り込み、体験。コースターが勢いよく下り、カーブを曲がるたびに泡が宙を舞った。1周2分20秒ほどで、学生たちは「楽しい」と大喜び。
 試験運行を見た、清川進也総合プロデューサーは「大切にしたのは、泡の質感。温泉に浸かっている感じがするか、泡が口に入っても安全か。そして、フル稼働しても、全員が乗って体験することが出来ない可能性もあるので、乗らずに見ているだけでも楽しめるものに出来るかを考えた」という。実施に清川氏も体験乗車し「最高だった」と振り返る。「このチャレンジを支えてくれているのは、別府市民」と話した。
 これで、湯~園地で楽しめるアトラクションは、9つになった。


2017年7月 4日 (火)

第67回社会を明るくする運動

 法務省が主唱する「第67回社会を明るくする運動」のオープニングセレモニーが3日午後4時、JR別府駅前で行われた。関係者約70人が参加。今年のテーマは「もどらない。もどさない。」。

0704ta2

 はじめに、「ルアナ」とウクレレプロジェクトのKumikoさんがコラボレーションして、ウクレレの生演奏と歌に合わせてフラダンスが披露され、盛り上げた。
 セレモニーでは、社会を明るくする運動別府市推進委員会長の長野恭紘市長が「皆さんの活動のおかげで、安心安全なまちが築かれていると思います。17地区社会福祉協議会を中心に、独自の取り組みをしていただいています。犯罪をなくすには、日頃からの取り組みが大切」。薬師寺哲雄別府保護区保護司会長も「別府から犯罪者を出さない、不幸にして犯罪や非行を犯した人には、つまはじきにせず、再び悪い道に戻らないように支えていくことが大切」とあいさつ。来賓の木村浩和別府警察署長が別府市の犯罪の現状などについて語った。

0704tb2

 引き続き、街頭啓発を行い、犯罪を犯した人の立ち直りのサポートなどには、地域社会とのつながりによる社会復帰などが重要と呼びかけるリーフレットや更生保護のキャラクター「更生ペンギンのホゴちゃん」のメモ帳、ボールペン、更生保護女性会が手作りしたティッシュケース入りのポケットティッシュを配った。また、県警音楽隊が「となりのトトロ」などのアニメメドレーなどを演奏し、通りかかった人たちは足を止め、聴き入っていた。

2017年7月 3日 (月)

ラマー大学別府大学アートコラボ展

 市の姉妹都市である米国ボーモント市にあるラマー大学と、別府大学の「姉妹都市交流美術展『第2回ラマー大学&別府大学アートコラボ展』」が4日から15日まで、元町の別府まちなか交流館で開催される。時間は午前10時から午後6時まで、最終日の15日は午前10時から正午まで。休館日は10日。

07033

 ラマー大学美術助教授のクリストファー・トラウトマン氏(36)が企画した。今展を通して、作品がより多くの人の目に触れて、別府市とボーモント市との結びつきを知ってもらうことが目的。
 助教授によると、ラマー大学の学生はイラストレーションに深い関心があるが、同大芸術学科でイラストレーションの授業が行われていない。対して別府大学にはマンガやアニメーションの授業がある。昨年、学生のマリー・ウィルバーさんを中心にサークルを結成した。さらに絵画で学士号を取得するには芸術作品の捜索と展示が必須だが、イラストは含まれていなかった。しかし上級コースにおいて、学生が興味を持つ分野で作品を制作することが許可された。その中には、ゲームデザイン、アニメ、マンガが含まれているが、素材や技術は助教授の教育能力を超えているため、学生には相当な時間の独自調査が求められた。
 美術展開始前の16日、別府大学の篠崎悠美子教授、甲元隆則、金孝源両講師、川野美幸非常勤講師、学生の中春茜音さん(19)=国際言語・文化学科=の5人、ラマ―大学のクリストファー助教授が作品を搬入し、展示した。
 クリストファー助教授は「昨年に続き今年もコラボができて、嬉しい。ラマー大学で専攻している学生の『マンガやイラストが好き』という気持ちが伝えられればと思う」と話した。
 また3日、助教授は別府大学で特別講義を行った。
 美術展の問い合わせは、別府市文化国際課(電話211111)まで。

湯の花製造技術を体験

 明礬温泉湯の花製造技術保存会(岩瀬公男会長)は、第7回湯の花文化・化学教室の1日目を1日午後1時半から、明礬の「みょうばん湯の里」で実施した。小学生17人、立命館アジア太平洋大学(APU)の韓国人留学生3人、福岡大学生1人の計17人が参加した。

0703t3

 明礬地区でとれる青粘土を使って、三角形の小屋の中で湯の花を作る「別府市明礬温泉の湯の花製造技術」は、平成18年に国の重要無形民俗文化財に指定されており、明礬温泉だけに伝わる、温泉の湯けむりを利用した技術で、約290年前の江戸時代から受け継がれている。
 作業は、湯の花小屋づくりと小屋の内部で湯の花を結晶させる技術の2つに分けられ、世界でここでしかできない貴重な技術。体験教室は2日間あり、1日目は製造技術について学び、2日目は8月5日、湯の花の採取を行う。
 最初に、保存会の顧問でもある恒松栖さんが、湯の花について解説。「ミョウバンは薬なので、作り方は誰にでも教えることが出来なかった。弘化2(1845)年に描かれた『鶴見七湯廼記』があったので、その作り方を知ることが出来た。小屋の作りで一番難ししのは、風の通り道を作ること」などと構造について話した。
 さっそく、湯の花の小屋に入り作業を体験。小屋の中は、30~50度まで上がり、蒸し暑く子どもたちは汗だくになりながらも、職人の手ほどきを受けながら、青粘土を手で細かく砕き、足で踏みつけた。その後、蒸気を通りやすくし、採取しやするするために重要な地場締めという作業も体験。木製の平なスコップのようなもので青粘土をていねいに力を込めて叩いた。職人からは「まっすぐに叩かないと、デコボコになる」とアドバイスを受けながら作業した。
 その後、福岡大学理学部地球圏科学科の鮎沢潤助教が青粘土を使った実験をしてみせた。
 佐々木美波さん(8)=緑丘小3年=は「小屋の中は暑かったけど、青粘土を叩くところが楽しかった」と話した。留学生ユン・スヨンさん(24)は「考えていたよりもキツかった。小屋は小さく見えたが、中に入ると広くて、暑い。この小屋の中全部であの作業をするのかと思うと大変だなと思った」と話した。

2017年6月27日 (火)

7月9日まで市工芸研究所展開催

 「竹・ルネサンス」実行委員会(岩尾一郎会長)主催の「別府市工芸研究所展」が27日、別府市竹細工伝統産業会館で始まった。7月9日まで行っており、時間は午前8時半から午後5時。最終日の9日は午後4時まで。7月3日は休館日。入館料は高校生以上300円、小・中学生100円。

06273

 市工芸研究所は昭和25年、別府市の代表的な工芸品となった竹細工のさらなる技術発展を図るため、創設された。竹工、木工、ろくろ、漆工、図案、応用科学の6部門で構成され、工芸品の施策研究、技術指導を実施。昭和28年からは竹工芸技術者養成を目的とし、研究生の教育指導を行い、花器、盛器の受注が増加した時期には、製品の規格統一や量産化を図るため、木型制作業務を行っていた。
 創設当初は南的ケ浜町に開設されたが、昭和38年の火災で施設が焼失。市役所内に事務所を移転し、主に巡回指導業務を担った。
 昭和42年に市内鉄道路線の高架が完成し、末広町の高架内に研究所を再建し、研究施策業務などを再開するとともに、竹産業の機械化、合理化が進み、竹工機、木工機、グラウンダーなどの器材を備え、平成6年まで運営された。
 今回の研究所展は、研究試作品として製作された田辺信幸さんの「星座」、柱掛け花篭「かたつむり」、森宏さんの「六つ目掛盛篭」など作品13点が展示されている。来場者は1点ずつ、注意深く見回っている。
 また、研究所の写真、竹細工を作るときに使っていた道具、同所創立30周年記念の際に贈られた加地竹鳳斉と油布昌伯の書なども同時に展示、竹工芸の奥深い芸域を物語っているかのよう。
 伝産会館の後藤隆館長は「同館の前身である市工芸研究所の40年以上の歴史に触れる良いチャンスです。ぜひ、ご来場下さい」とPR。


2017年6月22日 (木)

父の日似顔絵コンクール表彰式

 今日新聞社主催の「父の日似顔絵コンクール」(別府市、別府市議会、別府市教育委員会、別府商工会議所、別府市観光協会、大分みらい信用金庫、陸上自衛隊第41普通科連隊、別府タワー後援)の表彰式が21日午後4時半、別府タワー17階展望台で行われた。

06223

 市内の幼稚園児と小学生を対象に葉書で募集し、499作品(人)の応募があった。

 表彰式には、今日新聞社長賞の平尾咲季さん(10、境川小5年)ら入賞の児童・園児14人と保護者が出席。

 檀上陽一今日新聞社社長が「表彰式が終わり、帰宅したらお父さんやお母さんに『お父さんの似顔絵を描いて、今日新聞社に表彰されたよ。500人の中から選ばれたんだ』と言って自慢してください。皆さんのお父さんに対する愛情が凝り固まった絵になっていました。これからは、スポーツや勉強に、別府の宝である皆さんが元気に毎日を楽しんで下さい」とあいさつ。来賓7人が祝辞を述べた。

 檀上社長、来賓が入賞者一人ひとりに賞状、トロフィー、賞品が贈られ、記念撮影をした。応募作品は22日から30日まで、大分みらい信用金庫本店ロビーで展示する。

 社長賞の平尾さんは「私は絵を描くのが好きで、新聞を読んでいるお父さんが印象に残っていたので、その姿を描きました。お父さんの優しいところが好きです」と照れながら話した。

 来賓の祝辞は、次のとおり。

 阿南寿和副市長(市長代理)「皆さんの絵を見させてもらいました。大好きなお父さんの表情が、とてもよく描けていました。時々、お父さんの絵を描いて下さい。それがお父さんの宝物になります」。

 三重忠昭別府市議会副議長(議長代理)「本当にお父さんのことが好きという気持ちや、愛情あふれる絵を見て感動しました。これは、お父さんの宝物の一つになります。これからも皆さんのことを第一に考えて、額に汗して働いているお父さんや家族に感謝の気持ちを忘れずに、夢に向かって頑張って下さい」。

 寺岡梯二教育長「499作品の中で、皆さんの作品は特に良く描けていました。お父さんの似顔絵を描くことで、お父さんへの感謝の気持ちが伝わっていると思います」。

井元博一別府商工会議所総務部副主幹(会頭代理)「すべての作品を見させていただきました。どの作品も、笑顔があふれていて、楽しい家庭が見えました。コンクールを通じて、家族の絆がますます深まることを祈念しています」。

梅野朋子別府市観光協会長「この表彰を大切な思い出として、いつまでも覚えていて下さい。来年もまた出品して下さい」。

阿南善則大分みらい信用金庫営業推進部部長(理事長代理)「どの作品も力作で、優しいお父さんの顔やかっこいいお父さんの顔が描けていたと感心しました。このコンクールを機に、家族の絆を深めていただき、より良い家族になって下さい」。

津末法良大鵬レジャーグループ代表取締役社長「大好きなお父さんを大切にして、仲良く家族が一つになれるよう頑張って下さい」。

本紙購読

特集ページ

google

  • 検索(β)

    サイト内検索
    ウェブ全体から検索

大分の天気