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2018年5月 7日 (月)

別府アルゲリッチ音楽祭が開幕

 第20回記念別府アルゲリッチ音楽祭が6日午後3時、ビーコンプラザ・フィルハーモニアホールで開幕し、大分県出身若手演奏家コンサートがオープニングを飾った。会場前から音楽ファンが並び、約800人が訪れた。

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 音楽祭の開始となるファンファーレは、県立別府翔青高校と別府鶴見丘高校の吹奏楽部合同バンド80人が「マーチ・ザ・ナイン」を演奏した。
 二日市具正アルゲリッチ芸術振興財団理事長(大分県副知事)が「開催を重ねる中で、日本を代表する音楽祭として、国内外から注目される大分の宝となりました。国民文化祭の150日前イベントとしても位置づけられた音楽祭は、13の演奏会があります。音楽祭を楽しんでもらい、世界最高峰の音楽と合わせて、日本一のおんせん県おおいたを堪能して下さい」と開会宣言した。
 合同バンドが、山本泰久さん(別府翔青高校教諭)の指揮で、平成30年度吹奏楽コンクール課題曲「マーチ・ワンダフル・ヴォヤージュ」、大河ドラマ「西郷どん」テーマソングなどを演奏し、大きな拍手が贈られた。

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 伊藤京子音楽祭総合プロデューサーが「本日の若手演奏家たちの演奏を聴き、人と人とをつなぐ大切さを感じられると思います。それぞれの素晴らしい歌声、ヴァイオリン、ピアノを聴き、大きな声援を贈ってもらえたらと思います」とあいさつした。
 引き続き、県出身・県ゆかりの若手演奏家8組12人が、ヴァイオリン、ピアノなどの熱のこもった演奏、テノール、バリトン、ソプラノの歌声が会場に響いた。
 トップで演奏と歌声を披露した石本高雅さん(テノール)は、大分東明高校特進、特奨クラス卒業し、東京芸術大学に在学中。第71回瀧廉太郎記念全日本高校声楽コンクール第1位、アルゲリッチ芸術振興財団賞受賞など。ピアノは、石本理砂さん。附属四校園PTAコーラス・童謡唱歌を歌う会のピアニスト。石本親子が「アマランタの4つの歌」を披露し、会場は大きな拍手が響いた。
 前半最後、大分市出身で第13回別府アルゲリッチ音楽祭に出演した経験がある後藤康さん(ヴァイオリン)と、別府市出身で第37回大分県音楽コンクール第1位を受賞したことのある樽谷公平さん(ピアノ)が「カルメン幻想曲op・25」など2曲を演奏した。
 後藤さんが「音楽祭には過去にも出演させていただきましたが、第20回記念に参加できて嬉しいし、とても勉強になりました。今後は、アルゲリッチ音楽祭や室内コンサートなどに参加できるように頑張ります」。
 樽谷さんは「第20回記念のステージに立ち、すごく緊張しましたが、ヴァイオリンとピアノの音色を奏でて聴くことができ、楽しい本番でした。今後もアルゲリッチ音楽祭に呼んでもらえるように頑張ります」とそれぞれ述べた。

若手演奏家らのプロフィール

 今回の音楽祭では、石本親子、後藤さん、樽谷さんの他にも9人が出演した。
 他の出演者とプロフィールは、次のとおり。(敬称略)
 ▽古庄明日香(ピアノ)=大分県出身。東京音楽大学大学院伴奏科修了。現在、九州・東京で演奏活動をするとともに、後進の指導にもあたっている。第16回別府アルゲリッチ音楽祭に出演。中里舞砂(ヴァイオリン)=桐朋女子大学音楽学部卒業。さまざまなコンサートに出演し、作曲・編曲家としても活動している。曲目は「ヴァイオリンとピアノのためのソナタ第1番ニ短調op・75」。
 ▽朝来泰生(バリトン)=大分市出身。東京藝術大学声楽科卒業。第11回別府アルゲリッチ音楽祭に出演。ミラノ在住。中谷正文(ピアノ)=東京藝術大学卒業。現在、Y・A・ミュージックアカデミー講師。曲目は「4月のミツバチのように」。
 ▽朝来(バリトン)、中谷(ピアノ)。朝来桂一(ヴァイオリン)=大分市出身。東京藝術大学音楽学部器楽科ヴァイオリン専攻卒業。第1、11回別府アルゲリッチ音楽祭、米国アスペン音楽祭などに出演。曲目は「荒城の月」「ロンドンデリーの歌」。
 ▽渡邊智道(ピアノ)=別府市出身。東京藝術大学卒業。第11、19回別府アルゲリッチ音楽祭に出演。曲目は「イギリス組曲第2番イ短調BWV807」。
 ▽朝来桂一(ヴァイオリン)、中谷(ピアノ)=曲目「ツィガーヌ」。
 ▽嘉目真木子(ソプラノ)=国立音楽大学大学院修了。二期会会員。第10回記念別府アルゲリッチ音楽祭に出演。高田恵子(ピアノ)=桐朋学園大学研究科修了。第8回チェコ音楽コンクール第2位。現在、二期会オペラ研修所ピアニスト。曲目は「『ジャンニ・スキッキ』いとしいお父さん」「アヴェ・マリア」「『リナルド』涙の流れるままに」「『ファウスト』宝石の歌」。

2018年5月 2日 (水)

3日から市美術館で「西村駿一展」

 おじいちゃんの絵を観る会(会長、西村駿一別府市美術館館長)は「西村駿一展」を、3日から13日まで市美術館で開催する。午前10時から午後5時(入館は同4時半)。入館料は100円、小・中学生50円(小学生未満、70歳以上は無料)。今日新聞社など後援。

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 別府市出身の画家でもある西村会長(88)が、武蔵野美術学校在学中の1960年代から最近まで描きためてきた油絵などの作品50点を展示。子ども、孫、ひ孫が西村会長の絵を見たいと希望したことから、米寿の記念として開催が決定した。
 作品は、西村会長自身がテーマとしている「ふるさと」を中心に展示。「ふるさと」は、誰が見ても人それぞれの故郷が思い出されるような絵を描いたという。網をモチーフにして描いた「化景 網」をはじめとした「化景」シリーズ、1948年に描いた初めての油絵「はくさい」などもある。また、西村会長が武蔵野美術学校在学中に制作した彫刻「女性像」「裸婦」や、当時の講師だった棟方志功氏から高い評価を受けた版画「平和」も展示されている。

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 さらに、孫らから届いた温かい内容の手紙や、西村会長の若かりし頃などを写した写真パネルを展示したコーナーもあり、盛り沢山の企画。
 西村会長は「目で見たものをそのまま描くのも大事だが、対象をとりまく空気も含めて表現していくことを、私は学んできた。新しい方向を模索しながら、自分なりの風景などをどう描いていくかが大切だと思う」と話している。
 なお、初日3日午前10時から、オープニングイベントとして記念コンサートも行われる。
 作品のタイトルと同じ「ふるさと」をはじめ、「花」「アメイジング・グレース」「アヴェ・マリア」「愛の夢」の5曲が披露される。出演するのは、ウィーン国立音楽大学やイタリアで声楽を学んだソプラノの友永葉子さんと、ピアノの森実香穂さん。

2018年4月23日 (月)

国民文化祭 分野別11事業に増加して開催

 第33回国民文化祭、第18回全国障害者芸術・文化祭の別府市実行委員会(会長・長野恭紘別府市長、26人)の第2回総会が20日午前10時半から、市役所で行われた。

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 長野市長が「それぞれの分野で活動してもらい、力添えをいただいています。世界的なアーティストを招きリーディング事業を行う他、分野別事業もそれぞれ準備をしてきました。キタンのないご意見をいただき、大成功に終われるようにしていきたい」とあいさつ。
 議事に入り、平成29年度事業・決算・監査報告、30年度事業計画案・予算案について審議、承認した。
 10月の本番に向け、30年度は専門部会で最終的な運営などを話し合い、多くの人に参加してもらうように周知・広報活動を行う他、ボランティアやおもてなしの取り組みなどをし、本番に備える。
 別府市のリーディング事業として、アートイベントを行う。分野別では▽将棋の祭典(10月12~14日、公会堂)▽ニッポンの祭り唄・盆おどり全国大会(10月14日、ビーコンプラザ)▽能とお茶の祭典(10月17日、山荘神和苑)▽湯けむりたなびく温泉地別府 川柳の祭典(10月21日、公会堂)▽九州マーチングバンドの祭典(10月27、28日、ビーコンプラザ等)▽豊後南画「過去・現在・未来」への誘い(11月1~6日、トキハ別府店)
 ▽連句の祭典(11月3、4日、公会堂)▽別府市アールブリュットの芽生え展~障がいをこえて~(11月3~9日、ゆめタウン別府店)▽鉄輪スケッチ芸術祭(スケッチ大会フォトコンテスト11月4日、展示11月10日~11月18日、鉄輪一帯)▽新時代を切り開く「邦楽の祭典」(11月18日、公会堂)▽湯にば~さるファッションinべっぷ(11月23日、ビーコンプラザ)ーの11事業が行われる。

第3回「ひじはく」受付始まる

 日出町の魅力を体感できる滞在交流型の第3回「ひじはく~きどらずに でも上質な ひじの旅~」の予約が始まっている。今回は51プランを準備。

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 日出町ならではの食、自然、歴史文化を満喫する時間を、地域の人が「誘い人」となって、案内する体験プラン。
 プレオープニングプランとして▽潮風香る「風待ち茶屋」(4月28日午前11時半~、大神漁港集合)20~30人程度、参加費1500円▽アイリッシュハープとギター&ウクレレの音楽会(5月5日午後5時~、創造空間kamenosu)30人3千円(当日3500円)▽樹木医と古道を辿る感動トレッキング(5月6日午前10時~、山田湧水水汲み場集合)15人(最小進行5人)千円ーが行われる。
 城址エリアでは▽3代藩主木下俊長公の知られざる歴史に迫る(5月20日午後1時半~、日出若宮八幡神社)20人、千円▽料理長の技を伝授。割烹で握る極上鮨し(5月18、19、25日午前11時~、幸喜屋)各6人、3千円▽2代目綾部今朝利氏に師事する日出焼き。城址で味わう城下かれい(6月16、17日午前10時~、二の丸館)各日4~5人、5900円など。
 里・山エリアでは▽海の城下町からきらめる香りの世界へ(6月2、10日午前9時40分、JR豊岡駅集合)各6人、5千円▽禅寺でほんもの体験禅~無の境地へ~(5月12日坐禅と茶道午後6時~、6月3日坐禅と達磨図午前7時半~、6月16日坐禅と死の体験旅行午後6時半~)各18人。12日は千円、3日は1500円、16日は2千円▽大人から始めるバレエヨガ(5月20日、6月17日午前10時~、Gプロジェクト・ダンス・スタジオ)各12人、2500円など。
 大神エリアは▽砂浜で大きな球体の竹アートに挑戦(5月12、13日、同26、27日2日間セット午前10時~、糸ケ浜海浜公園砂浜食堂)1回20人、大人1500円、子ども千円▽サップ体験&プチクルージング(5月19日、6月3、9、10、16日午前10時~、糸ケ浜海浜公園)各8人、3800円、中学生3千円など。
 杵築市で行う開運だるまづくりや、別府市で行う地獄蒸し、エステ、六郷満山開山1300年とコラボしたワンポイント刺しゅう、ほっこりまるしぇ。宮崎県との交流プラン、離島・しまのうら探訪ツアー、細島いわがきの美味しいヒ・ミ・ツなど数多くのプランを準備している。総合インフォメーションは、日出町観光協会(電話724255)へ。

2018年4月20日 (金)

「川柳の祭典」が作品募集

 文化庁、大分県、別府市、市教育委員会などが主催する「第33回国民文化祭おおいた2018 第18回全国障害者芸術・文化祭おおいた大会」の一環で10月21日に行われる「川柳の祭典」では、川柳の作品を7月20日まで募集している。
 全国および海外から広く川柳を募集し、温泉地・別府を舞台に川柳愛好者相互の交流を図るとともに、日本一の温泉地・別府の魅力を発信していくことが目的。
 作品は「猿」「チャンス」「解ける」「旅」が題。未発表作品とし、1人各題2句以内。投句された作品は当日選評し、入選・入賞を発表する。また、後日入選作品集として刊行し、応募者全員に無料配布する。
 応募する場合は応募料金の千円を指定口座(00960・2・276220 川柳の祭典国民文化祭大分大会)に送金を。また、所定の応募用紙に必要事項を記入し、振り替えの受領証またはその写しを添え、封筒の表に「川柳作品」と朱書きして一般社団法人 全日本川柳協会(〒530・0041 大阪市北区天神橋2丁目北1・11・905)へ郵送を。問い合わせは電話06・6352・2210へ。

「おおいた大茶会」参加者募集

 おおいた大茶会では、様々なイベントに参加する人を募集している。
 10月8日午後2時からiichiko総合文化センターグランシアタで行われる「大分県公募参加者による合唱」では、県内の障がいのある人を中心した合唱の発表がある。募集は100人程度で、3回の練習すべてに参加できることが条件。
 同日午前10時半から、総合文化センターアトリウムプラザで行われる「アトリウムステージ」は、障がい者福祉施設の物品販売を合わせて、歌や合奏などを行う。募集は5組程度。メンバーの中に障がいのある人1人以上を含む個人、団体。ギターアンプなどの大きな音が出るものは使えない。希望者多数の場合は、抽選となる。締め切りは4月30日(当日消印有効)。
 また、大茶会を盛り上げる「おおいた大茶会手伝い隊」も募集している。大会の情報発信を行うPRボランティア。SNSを活用して情報をシェアしたり、缶バッジをカバンにつけたり、のぼりを立てたりポスターを貼ったりなど様々な活動から大茶会を盛り上げる活動をする。締め切りは8月31日。
 問い合わせ・申し込みは、〒870・0037大分市東春日町17ー20大分第2ソフィアプラザビル1階、大分県国民文化祭・障害者芸術文化祭局障害者芸術文化班(電話097・529・6286、ファクス097・529・6287、メールa19810@pref.oita.lg.jp)へ。手伝い隊の問い合わせは実行委員会事務局(電話097・529・6283)へ。

2018年4月19日 (木)

別府市老連の探訪ウォーク

 別府市老人クラブ連合会(林三男会長)は「石垣地区探訪ウォーク」を17日午前10時、開催し、32人が参加した。

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 参加者は、北石垣公園に集合。林市老連会長が「雨が降りそうな天気ですが、ウォーキングには最適な気温です。無理せず歩いていきましょう」、山邊清市老連石垣校区会長が「今回のウォーキングは、古墳などを見ます。地元に住んでいても行ったことがないという人もいると思います。楽しみにしていて下さい」とそれぞれあいさつ。
 続いて、昨年度、ウォーキング皆勤賞の藤内キヌ子さん、立川正男さん、安部ヒサ子さんの3人が紹介された。
 準備運動後、北石垣公園を徒歩で出発。高齢者とは思えない足取りで進み、時おり小雨が降る中、春木の実相寺古代遺跡公園に到着した。公園では、太郎塚古墳、次郎塚古墳、実相寺1号石棺、竪穴住居復元家屋を見て回った。参加者は、古墳や復元家屋の近くに立てている説明文を読んだ。その後、北石垣公園まで歩いて戻り解散した。
 参加者は「近くに住んでいても、来たことがなかった。初めて見て、感動した」など感想を述べていた。
 市老連のウォーキングは、今回を含めて年9回あり、次回は6月を予定している。
 開催日時などの問い合わせは、市老連事務局(電話27―9330)まで。

2018年4月11日 (水)

20、21日にスプリングコンサート

 スプリングコンサート実行委員会は春のコンサートを、20日午後7時からiichiko音の泉ホールで開催する。チケットは全席自由で2500円。大分市のトキハ会館3階プレイガイドで購入できる。

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 日本音楽コンクールで第1位を受賞した中村静香さん(ヴァイオリン)をはじめ、店村眞積さん(ヴィオラ)、堀了介さん(チェロ)、古庄明日香さん(ピアノ)の4人が、シューベルト「弦楽三重奏曲変ロ長調作品471」、ハイドン「弦楽三重奏曲変ロ長調第8番」、ドヴォルザーク「ピアノ四重奏曲変ホ長調作品87」などを演奏する。
 また、翌21日午後8時半から別府市上人ケ浜町の「潮騒の宿 晴海」で無料コンサートを行う。問い合わせは古庄さん(電話090・4516・5993)へ。

2018年4月 7日 (土)

実相寺多目的グラウンドGオープン

 実相寺多目的グラウンドのグランドオープンイベントが7日午前10時から行われ、午後4時まで行われ、無料開放されて多くのスポーツ愛好者で賑わった。

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 午前10時から式典があり、長野恭紘別府市長が「1年前と比べると素晴らしいグラウンドとなり、オープンを迎えることが出来ました。昨年4月には皆で芝をまいた時は、こんな感じは想像ができなかったと思う。サンウルブズにキャンプに来てもらうなど、評価の高いグラウンドだが、一番の願いは、市民ができるだけ多くこのグラウンドを使うこと。皆の歓声が響くグラウンドに育ててほしい」。
 来賓の森大輔市議会副議長(議長代理)は「ラグビーW杯のキャンプ誘致をきっかけに整備を行ってきた。このグラウンドでキャンプをしてもらえるように、関係機関・団体と一丸となって取り組んでいきたい」。別府市ラグビーフットボール協会長でもある西謙二別府商工会議所会頭も「素晴らしいグラウンドが出来たと感動でいっぱい。別府の誇り。世界に別府を発信し、素晴らしい交流ができると思う」と祝辞を述べた。

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 ストレッチ体操をした後、餅まき。11時から無料開放がスタート。ミニラグビー、ミニサッカー、グラウンドゴルフ、ニュースポーツ、ウォーキング等があり、好きな競技を体験した。参加者は「素晴らしいグラウンドが出来た」と喜び、気持ちの良い汗を流した。

杵築の若宮八幡社で春季大祭

 杵築市大字宮司の金鷹山若宮八幡社(紀田兼宣宮司)で秋の豊作を願う春季大祭と御田植祭が6日、行われた。

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 午前11時から祈年祭、別名「としごいのまつり」と呼ばれる神事を斎行。紀田宮司が祝詞を奏上し、巫女による神楽舞の奉納が行われた。
 午後2時からは、大分県無形民俗文化財に指定されている「御田植祭」が行われた。雨が降ったため、本殿であり、祝言の儀(結婚式)からスタート。馬鍬(モーガ)の行事では、本来は牛と馬が登場して、モーガを引かせて暴れる馬や牛を制御しながら代掻き(しろかき)を行うが、今回は狭い室内というとこもあり、馬のみの登場だった。
 田植神主が種籾を蒔き、柄振り(えふり)と呼ばれる役が口上を述べて鍬を打ち振るって斎田をならし、畦塗りを行う。「苗配り子の歌」が始まると、2人の苗配り子が天秤棒をかつぎ、横一列に並んだ早乙女(子ども)たちに苗を配る。太鼓打ちの合図で早乙女たちは一斉に苗を植える仕草をする。最後に御子産(おこさん)の儀があり、祝言を挙げた女が出産をする。媒酌人役の御手引きが性別を皆に告げて終了となる。今年は男の子だった。
 柄振りのユーモラスな歌や仕草に笑いが起き、御子産の儀が終了すると、大きな拍手が贈られた。伝統を引き継ぐ北杵築中津屋地区を中心とした保存会の手嶋逸男会長(76)は「子どもたちも立派に頑張って、無事、行事ができた。これからも出来る限り続けていきたい」と話した。

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